私には写真の知識は全くありませんが、PixelMator様のおかげで露出の悪さや

トリミングの悪さはカバーできますので、素人の私でもまぐれで気に入った作品が

生まれます。てなわけで、そういうのを月1枚づつほど掲載する超素人写真館です。

お笑い下さい。


「トリプルヘッダー」


全てiPhone7plus

10月のある日、予定が三つ入ってしまい、幸い地理的にはなんとかなりそうだったので、

3つの行事を駆け足で回って来ました。

そもそもこの日は、友人に以前から誘われていた、木曽三川公園で行われる、

「たべカブ」という、スーパーカブのミーティング。と言っても6月に行った

「カフェカブ」のような大規模なものではなく、同好の士が集まって、気楽に話したり

河川敷でバーベキューでもしましょうというような集まりのようですが、

行きますと返事したあとに、その日が

「大須大道町人祭」であったことに気づき、慌てて午後はそちらに行く旨友人には

お願いしたのでした。

さらに、この集まりは10時からなのですが、途中の桑名宗社(春日神社)で、奉納されて

いる、

「藤原朝臣村正」

「楠木正重(村正の弟子で楠木正成の子孫という)」

の二人の名刀工が奉納し神宝とされている二振りの刀。戦災を避ける為、宮司が刀身に

漆を塗って隠したという刀を、このたび研ぎ師(かつては職人であったが、現在では

その技を受け継ぐ人は少なく、刀工と並んで伝統技術継承者)の先生に依頼して

研ぎ直していただいたものを3日間限定で公開!というなかなかレアな催しがあり、

朝から立ち寄りました。


桑名宗社といえば、”日本一喧しい祭”と言われる8月の石取御神事(ユネスコ無形文化遺産)

で有名で、かつてFM番組で録音番組を聴いて以来、いつかは行きたいと思っている祭なの

です。町内により違うリズムで打ち鳴らす鉦の音が、奏者たちを乗せた山車がすれ違う時に

凄まじいポリリズムとなり、世界の音楽家たちを驚嘆させるという天下の奇祭です。

祭り以外の時は静かな桑名の氏神さまですが、この地方に居を構えた村正を祖とする

千子派の刀工たちが作って行った、村正、正重銘をはじめとする日本刀や槍(有名な蜻蛉切

など)は、江戸時代の武士に愛されました。


公開された刀は写真撮影はでいないのですが、入り口に短刀二振りが展示されており、

これは写真を撮っておられる方がおられたので、便乗しました。

村正系の刀は、説明にも

「村正には国宝が一本もありません」とむしろ逆説的な自慢がされています。

それは、あくまでも実用的な切れ味を重視した造りで、現物を見ても本当に

斬られそうな殺気を漂わせる鋭利な刃物で、正宗や長船の様な美術品としての美しさを

備えていないため、国宝には指定されないのだそうです。


桑名の地場産業として、千子派の刀工たちによって、数多く作られた村正系ですが、

切れ味の良さから、織田、豊臣、徳川の武士たちに愛用され、切腹の時の介錯人が多く

村正を用いた(短刀や時には扇子を腹に当てた瞬間に首を切り落とし、痛みを感じ

させずにあの世に送る”武士の情け”)ため、

「徳川家に仇をなす妖刀(特に家康の長男信康の切腹の介錯にも使われた)」という

伝説が江戸時代に定着し、幕末には却って倒幕の志士が愛用し、西郷隆盛の愛刀も

村正であったそうです。


実物を拝見したところ、素人見でもこの二振りは凄みがあり、徳川美術館の日本刀展で

見た息を呑む様な美しさはありません。いかにも切れそうな実用品の最高峰。

江戸以前の刀としては異例に反りが余りなく、時代劇の殺陣の様に袈裟懸けで弧を

描いて斬るより、鎧の間を突き抜く鋭利さが感じられます(戦国の世では主戦武器は

槍で、とどめを刺すのが短刀。村正も短刀の方が圧倒的に多いとか。大刀は、白兵戦の

接近した局面用だった様です。平安時代の刀が一番反りが大きくて美しいですが、

実戦向きではないとか)。

戦に明け暮れを日常的にしていた戦国時代の武士には、喉から手が出る程欲しい逸品。

しかし、平和な時代となり形だけ二本差していた江戸時代の普通の武士には、手に

あまるもので、一方剣術を極めた武士には、どうしても人を斬りたくなってしまう

妖しさがあったのでしょう。


この二振りの印象を素人目でいえば、村正の方はやや幅が狭く優美な刀身。

なんども人を斬るに連れて研ぎに出し、刀身が痩せて細くなると言いますが、

この村正は打ってすぐに奉納されたので、まさに一度も使っていない刀。

最初から優美さを求めて作られた(剣舞の奉納とかあったのか?)印象でした。

確かに凄みはありましたが、国宝になってもいい美しさがあります。

一方の正重はまさに人切り包丁と言われた武器としての日本刀の工芸美があり、

剣豪だったら何百両出しても欲しい。と思わせる必殺武器でした。

おそらくこの二名工は師弟で切れ味を競っていたのではないか?と思われます。


公開されたところにおられた関係者の方にお聞きすると、先代宮司が漆を

塗った神宝はあと二本あるそう。なぜ4本とも研がなかったのか?とお聞き

したところ、研ぎ料が一本80万ほどかかるとのこと。

刀の出来上がりは研ぎ師次第。神宝ですから、現代日本最高の研ぎ師に依頼する

ことを考えれば、むしろこの価格は良心的でしょうが、いかに桑名の一の神社と

言え、簡単にはあと160万円出せなかった様です。

神社所蔵のかなりの刀剣が焼けていて、資料価値しかなくなっている事を

考えれば、漆を塗った事は大正解だったのですが…。

クラウドファウンディングで募金できないものか?

いまやオタクが一番お金を使う時代。

歴女と呼ばれる歴史好きの女性の皆様なら(人気漫画にも日本刀は出てくるし)

1万円単位で出資してくれるのでは?


てなことを考えながら、門前のみたらしをいただいて出発。

表題の様な素晴らしい風景を楽しみながら友人と二台のカブで木曽三川公園へ出発。

揖斐川と長良川の間の、もう堤防と道路の分しかない様な道路を通って、

最高のツーリングを楽しみました。


さて、木曽三川公園にやってきました。

いるいる。思い思いのカブにのって!

特に参加料などはなく、ゆるーく名前と都市名あたり書いて受付をすませ、

素敵なステッカーもいただき、お菓子や飲み物もいただいてくつろぐ。


天気本当に良かった!

次回からは、バーベキューの用意などして参加したいもの。


我々のバイク。奥がいつもの私の愛車。

手前が友人ので、実はうちの子供が高校大学と使っていたカブ50を廃車寸前で

引き取ってもらい、綺麗に塗装して、なんとエンジンまで125ccに換装。

なんとカブなのにマニュアルシフトという変態です(いい意味で)。

うしろの牛乳ラック+衣装ケースも、彼なりのこだわりで用意したそうですが、

いちいち荷物取り出すのが面倒だし鍵もないということで、

「やっぱりバイク用のトランク買おうかなあ」と言っていたところ、今回の

催しのフリマ(無償提供で適当に値付けして運営費に充てる的な)にぴったりの

「カブリアキャリア+ホンダ純正カブ用トランクで600円」というのをゲット。

先日あったらさっそく付けてました。かっこよくなりました。


今回の参加者で一番驚いたのがこのトライク(三輪バイク)!

サイドカー付きは前回のカフェカブでも見ましたが、これはすごい!

トライクはちゃんと改造申請すると、乗るのにヘルメット被らなくても

よくなります。


私は次の行事のため昼で失礼しました。

友人にこの店を紹介したくて。

ご飯1g=1円。かけるカレーは無料という、ぐらむ亭。


そんなんで商売になるのかと思いますが、ほとんどの方がトッピングを別に

注文するので、結構いい値段になる。

私?トッピング頼まずに、ご飯175g。税込みでも200円行かない。

最強の昼食です。嫌な客だね。


ここの駐車場で、お客さんの原付を撮りました。

なんでこの古い(失礼)バイクに注目したかといえば、このホンダCL50。

私が47年前に初めて乗ったバイクなんです。この写真のはおそらく10年ほど前に

出た復刻版だと思いますが、色まで同じですごく懐かしかった(涙)。


友人と別れて最後の目的地に。

お目当のパントマイム”シルヴ・プレ”さんのステージは結局2回しか見れなかった

けど。2回目の会場の出し物がこのポールダンス。

艶やか。


そのあとが シルヴ・プレ。10年以上のキャリアのあるパントマイムコントで、

白い衣装がトレードマーク。一回だけ余興的に黒い衣装で出たことがある。

大須に来てくださってからも七年くらいかな?

最初から見てますが、全く芸に衰えがない。すごいなあ。

この公演が今回の大須の最終公演で、さすがに達成感でほっとされてた。

終わった後バックヤードでちょっとお話しできた。また来年もお会いしましょう。

ちなみに、うしろの女性は先ほどのポールダンスの方。

片付け大変だ。


夏バテがようやく終わって、この日の私は絶好調でした。

でもそのあと風邪引きました(汗)。

 
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