2015年9月


「中秋 洛中ニ遊ブ」


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さてさて気候もよし。恒例の秋のご行楽を、今年はどこにしようかと思っておりました。今年から

聖地巡礼が年4回は必ず入ることとなり(1月=秋山澪誕生会、5月=けいおん!新入生歓迎会、

7月=田井中律、琴吹紬誕生会、11月平沢唯、中野梓誕生会)、結構関西方面への遠征が増えたのですが、

やはり丸一日、または一泊で出かけるカブ旅行は格別のものがあります。今回は図書館で久々に

「少年舞妓・千代菊がゆく!」シリーズ(奈波はるか作のコバルト本)の近作(ちなみに昨年完結)を

読んでおりましたら、千代菊が、懐かしい食堂にご飯を食べに行くシーンがあり、

「これだ!」と膝を打ったのでした(地下鉄の中で(恥))。作中では500円バイキング。

確かに40年前もそれぐらいだった気が(300円だったかも)。学友に

「安い食堂がある。食べ放題だ」と聞いて、バイクに2人乗りして探しに行った思い出が、あたかも

走馬灯のように(死ぬのかよ(笑))蘇ったのでした。

それは京都発祥のMKタクシーの社食で、一般開放もしているとのこと。

探して走るうち、一旦停止違反で反則切符を切られたのもいい思い出(どんだけ高い昼飯だよ。

と友に愚痴る)。今は550円らしいけど、充分安い。昔行った時はなんだか野菜とかばっかりで、

若い胃袋には不満でしたが(まあ運転手さん中高年が多いからね)、今ならジャストフィットかも!

ということで、今回は京都旅行に決定。京都といえば行ってみたい施設もありました。



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「京都国際マンガミュージアム」だいたい国際とつくのは、ちょっと大風呂敷の傾向があります。

どうしても

「その名もぉ、国際ぃ、秘宝館ん~」を連想してしまう(笑)。

調べてみると、精華大学が経営しているらしい。そういえばあそこはサブカルの学科があった。

精華と言えば、40年前の我々には(当時は精華短大=共学やった)ちょっとクセのある美人学生が

多いので知られておりました。

黒髪長髪ボブ。

ジーンスにエスニックな上衣。

細巻きのタバコをスパー(友人がそういう子に惚れて、じっと見てたら、タバコの煙を鼻から出して、

それが一本だったんで、鼻詰まってるんだな。と恋が冷めたと言ってたな(笑))。

後輩たちはどうかな?というのも興味ありました。

ちなみにこれがミュージアムのマスコットゆるきゃら。名前忘れた。”マ”から始まるらしい(笑)。



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てなわけで、9/27と28に休みをとって決行!前の晩から家族にカレーを仕込んで7時にでました。

途中お約束のミニストップ休憩(笑)。秋はそうだね。ベルギーチョコフェア。



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今回は直接京都に向かうのでいつもの中山道ではなく、堂々の(何が?)東海道鈴鹿越え。

前回7月の鞍掛峠に比べれば、

「ゼンゼンぬるいっす!」な鈴鹿峠をのんびりカブ90カスタムはトップギアで進みます。

世界の名車、本田宗一郎の傑作も泣き所が3つあります。

まずはガソリンタンクの小ささ。いかに燃費のいいカブでも数回の給油が必要のため、ガソリンスタンドを

確認しておく必要がある。特にこういう峠道にはありませんので(ここ伏線(笑))。

あとはブレーキの甘さ。特に雨上がりで前輪ドラムに水が入り不自然なロックをすることがあるので要注意

(もう慣れたが昔名古屋駅前で転倒した)。

それから、原付自転車カブ50と同じタイヤなためのタイヤの弱さです。30km/h法定のタイヤで

60km/h法定出すので。減りやパンクが多い。今パンク修理は1万円コースなのできついです。

「もうちょっとでかいバイク乗りたいな。免許ないけど」などと考えながら走ってたら、なんか

すごいのとすれ違いました。一瞬サイドカーかと思ったのですが、後で写真見たらトライクですね。これ。

バイク免許で乗れて、メット不要というけったいな乗り物です。

まあ路側走れないし、カーブ倒せないから、これは乗らないですけど。



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実は今回京都で関西で働いてる子供と現地集合の約束があり、結構急いで走ったのでした。

大津から蹴上に向かう途中で、なんか検問らしい警官が

「止まれ」という旗を振っており

「え?俺なんかやったか?」と目的地が目的地だけに40年前の悪夢が蘇りましたが、なんか事故の

検分だったようで、通過でき一安心。ノンアクシデントで上洛を果たしました。

三条から北上し、出町柳から鴨川(加茂川)を上がります。出発時にわか雨が少しありましたが、

もうすっかり秋晴れで、並木道が心地よいツーリング。



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途中河川敷のグラウンドで、アメフトチーム(サークルっぽかった)の練習に心ひかれながら、

目的時間目指して走ります。

結局子供も豊中からの道が渋滞し、時速30kmだったらしく、悠々間に合いました。

この辺の写真が鴨川らしさですね。



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南側に下鴨神社がまずあり、その上流に上賀茂神社があるのですが、そこから広がる

「上賀茂」という地域が、実はものすごく広いのです。

「ここは、上賀茂やさかい、洛中でっせ。田舎とちゃいまっせ」といいたいのか。

目的地の上賀茂ボウルの辺りは、結構自然が多い感じです。学生時代住んでいた岩倉というところは、

岩倉具視が、やらかして謹慎していたところで、幕末の頃は京都でもなんでもなかったくらいで、

本当に田舎(でも今は地下鉄来てはるけど)でいたが、この辺は、京都と洛外が程よくミックスで、

なんか住んでみたいエリアですね。



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これが建物。MKタクシー本部は今は伏見区にあるそうですが、かつてはここだったそうです。

タクシー駐まってる営業所と、ボウリング場が一緒になった感じ。



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駐輪場から迷路なような順路で、正面に出て。ここが入り口。日曜日なので心配でしたが、到着した

12時前はまだ空いていました。程なく子供と合流。豊中からカブ(うちはカブ仲間(笑))飛ばしてくる程、

550円バイクングはインパクト満点です。ま、名古屋から来るわしが言うのもどうかと思うけど(笑)。

今回の計画を、尊敬する絵師さんのツイッターに書いたら、なんとご本人から

「私、気になります!※」との返信をいただき感激。ぜひ報告せねばと意気込んで入場。


※京アニの秀作”氷菓”のヒロイン千反田える様の有名なセリフ。当然”えるたそー”と返さねば

 京アニファンではない(笑)。



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券売機で切符を買う。おお、本当に550円だ!ドリンクバー200円も安いけどやめときました。

中は広いので滅多に満席にはならないでしょう。ちなみに60分限定ですが、調べるすべはない。あまり居座らねば

大丈夫でしょうが、まあ一時間以上食べ続けるのは、今の私には無理です。

「残すと罰金いただきます」張り紙は健在でした。



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さて第一ターン。炊き込みご飯と、やっこ。わかさぎてんぷら、あとは野菜系。京麩の味噌汁(怪談)。

なんか肉団子かと思って取ったら、たこ焼きだった。さすが関西。



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第二ターンは肉系をと思いましたが、からあげとミニロールキャベツ。肉じゃが。牛ごぼう。

豚肉野菜炒め。とにかく野菜が基本です。好好。



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あとはサラダ。まあこれは普通の組み立てでした。ノンオイルドレッシング希望。



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最後に食べなきゃいいのに。と思うけどたべちゃうフルーツポンチ系。シロップはカロリー高いので、

ここまでのヘルシーが台無しに(反省するとは言っていない)。満足でした。もう夜食べんでもいいや

(と、思った時期が私にもありました(汗))。

とにかく、これで550円は別世界のようです。京都に住みたいな。

あ、味付けはそんなに薄くはなかったです。



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さて、この後カブを連ねて、烏丸御池にある国際マンガミュージアムに向かうわけですが、大変順調だった今回のツアーで、

唯一のアクシデントが。

交差点で青になったので、発信したら後ろから大きな声が…。交差点を渡ってから、カブを止めてみると、

なんと言うことでしょう!

ゴミ出しのカラスよけ網をステップで引っ掛けて引きずっていたのでした。

一昨年夜中に自転車でこれに乗り上げて、顔に重傷を負って以来、私はこの網に祟られているのでしょうか?

この網に嫌われるということは、俺はカラス???

なお網は撮影後、スタッフ(わしら親子)が歩いて返しにいきました。



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ミュージアムの駐輪場に駐めた愛車。京都にステッカーがなく、増えていません。

晴明神社まで行って籠目紋のステッカー買えばよかった。網除けにもなるかも(笑)。



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ミュージアム外観。なんで人々が寝転んどるのや??

その謎はコマーシャルの後!(嘘)



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京都のご当地ギャルキャラらしい。定期持ってるJKは地下鉄キャラらしい。なんかモンペみたいのは?

頭のペンは?漫画製作の象徴かや。でもGペンじゃないね。

あと、今

「100人の漫画家が描く、舞妓展」やってます。車だん吉とかいて、懐かしかった。

「お笑いマンガ道場」懐かしい(川島なお美さん(涙))。

そういえば今回の京都で、なんちゃって舞妓は見なかったが、浴衣ギャルがいた。寒くねえか?



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このミュージアムは京都市の瀧池小学校旧校舎を改装している建物です。この校舎は戦前の名建築と

されているようですが、今回資料室のようなところで探しても、設計者が判りませんでした。

この写真の階段など、なんだかヴォーリズっぽいんですが。手すりにうさぎとかめ※がいそうな…。


※けいおん!の聖地滋賀県犬上郡豊郷町立豊郷小学校の階段の手すりにはうさぎとかめがいる。

 校舎を寄贈した古川鉄次郎が

 「自分は子供のころのろま扱いされて馬鹿にされたが、小学校の先生が、うさぎとかめの童謡を歌って、

 ”君はいつかうさぎを追い越す”と励ましてくれたので、今の自分があります」と設計者のヴォーリズに

 語ったため、ヴォーリズは階段の手すりにうさぎとかめを設置した。

 今では豊郷町内の路上にもうさぎとかめのオブジェがある。

 上のカブにも豊郷で買った2枚のステッカーが貼ってある。



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展示物は撮影禁止だが、昔の漫画から最新まで。書き方やメディア戦略。社会への影響等。

見応えがありました(琳派の日本画とアニメキャラのコラボ展も面白かった)。

紙芝居の実演や、1000円で似顔絵を描いてくれたり、なかなか充実していますが、なんといっても、

膨大な資料としてのコミックスを自由に見ていいこと。

つまり入場料800円で、フリーの漫喫なわけで、庭に持ち出してもよく、

人工芝に寝転がって漫画を読む人多数。結構天気がよくなってきたので、日陰を選んで寝ているのが

微笑ましい。

入場者の半数以上はなんと外国人で、まあ京都という街ならではかもしれないけれど、

日本の漫画の影響力は計り知れない(スペインサッカーリーグ一流選手の多くがキャプテン翼で育った。

イタリアバレーボールリーグ女子選手の大半のバレー選手になった理由がアタック!No.1。という事実)。

しかし、直接的に京都に来た外国人(インターナショナルスクールの修学旅行?もいたぞ。揃いの

ジャージって、管理教育の新設校かよ)がここに立ち寄る最大の理由は、閲覧できるコミックスに、

外国語翻訳版もあるから、だと思います。結局国際色さまざまな芝生ゴロゴロが…。



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ミュージアムショップで買い物(ステッカー。でも外では使えない紙製だった(涙))した後、

「茶ぁでもしばこか?」と、子供と併設のティールームに行きましたが、満員。

で、一旦出て近くの「イノダコーヒー三条本店」で、ケーキセットをいただく。カロリーが心配だが、

奢ってもらって嬉しいぞ。

ブルースにも歌われたイノダのコーヒーは、最初からミルクと砂糖が入っている事で有名。

”アラビアの真珠”とかいう定番のホットコーヒーをいただく。なんと注文の際、

「砂糖とミルクは最初からお入れしますか?」と聞かれる。

ええおい。昔はそないな事、聞かはれしませんでしたで。やさしい時代やな。

学生時代の私は、この不条理な飲み物(砂糖とミルク、テーブルに置いといたらいいだけやん)を、

なんか京都という伝統都市からの圧迫のように思い、かえって面白く感じたものですが、

イノダはん、丸ぅなられましたなぁ。

しかも刮目せよ。スプーンには小さな角砂糖が!これ入れて、きっと昔の甘さなんだぜ。

ウエイトレスさん、カップ下げる時、

「また、入れてはらへんわ。東京のお方はみなそうでんな」とかほくそ笑んでいるのでは?とぞ思う。

しかし、流石の格式で満足。青春を京都で過ごしたものにとっては、

「最近のイノダは迎合しとる」というだけで、最高の土産話どす。


           

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子供と別れて、ちょっと時間があったので、またミュージアムに戻ってマンガを読む。

この間アニメが終了した

「監獄学園」の続きを。終わり方があまりにも気になったので、アニメファンとしての禁を破って

しまいました(反省するとは言っていない)。



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調子に乗って閉館(18時)ギリギリまで読み耽り、あわてて京都を出る。

蹴上の手前で、東山三十六峰に上る中秋の名月を、子供にラインで送る。



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彼からも豊中付近の返信が。



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実は27日を選んだのには理由がありました。上にも書いたように、この日は中秋の名月。

前回7月に豊郷へ向かう時に通った、三重県と滋賀県を結ぶ国道306号線”鞍掛峠”と、その終点にあった

「多賀大社」にもう一度行ってみたい。webで調べると、この日多賀大社では

「観月会」が行われるそうな。

とにかく多賀大社に行こう!と思ったわけです。ところが京都を出るのが遅くなってしまい、

予定では19時頃着くはずが、20時近くになってしまいました。

「もう終わってるかなあ」周辺の旅館も真っ暗で、そんな行事で賑わっているようには見えず、

それでも念のためカブを降りて、境内に入ってみると、なにか男性の声が。

祝詞だ…。

早足で奥に向かうと、結構沢山の人がいました。祭壇のようなものがあり、電気ですが灯籠が何本か。

顔を上げると、鎮守の杜の古木の上には、朧月。



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後ろを振り返ると、朱い袴の巫女さん達。踊るのかなあ(嬉)。

→結局彼女達の出番は終わっていたようでした。漫画読んでる場合じゃなかった(汗)。


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祭壇の右手には、雅楽の楽師達。月を眺めながら、千年以上前の昔を偲ぶ。

この月は綺麗に撮れました。今デスクトップの壁紙にしています。



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次に、祭壇上にはこの行事では初演という、半島渡来の竜の舞の奉納(正式名忘れた(汗))。

もうどんだけ入場料払っても得られない、

清冽な名月と、古代の舞と舞楽。

観客が騒がしいのがちょっと興ざめ(神事であるぞ!馬鹿者!)でしたが、

本当にいいものを見せて、聴かせていただきました。

来年も参加させていただきたいです。

事前に短歌、俳句の応募も募集しているので、そっちも来年はぜひ。今回の体験を詠みたいと思います。



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せっかく豊郷の近くに来たので、夜の豊郷小学校へ。

デジカメ写真は真っ黒ですが、RAWデータなので、編集ソフトでガンガンに編集した結果、

なんかプリズンっぽいです。唯達の桜が丘女子高校が、まるで監獄学園ですな(すまん)。

実際に見たときは、ただの真っ暗の中にうっすらと見えただけでした。



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さて、昼にあんだけ喰った(ケーキまで!)のに腹減ったわしは、近江といえば。というわけで

近江ちゃんぽんへ。長崎とは全然違う、タンメン的な一品ですが、大好きです。

これは「1日野菜」とかいう、野菜大盛りです。感謝。850円。



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このまま、関ヶ原越えで帰ろうかと思いましたが、事故るのは怖いので、彦根の”快活倶楽部”で

8時間コース。土日料金かかっても、1600円位なので、無理はしないことにしました。

フラットの部屋(椅子がなくて寝転がれる)へ。監獄学園最新刊とかちょと読んで就寝。



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実はうっかり21時半ごろ入ってしまったので、8時間後は6時前。

つまり6時からの無料のモーニングサービス(トースト半枚)が受けられない!今後の反省材料だ

(反省したとは言っている)。

で、朝5時半ごろ出発。綺麗な朝でした。



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9月で終了になる、吉野家の

「麦飯とろろ牛定食」で朝食。

これはいいものだ(笑)。



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昨夜の素晴らしい幻想世界のお礼に多賀大社門前に。

これからたどる鞍掛峠越えは、京滋の人がお伊勢参りをするのに使った道とのことで、

多賀大社で旅の安全を祈願したと思われます。

「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」

伊勢神宮の主神は天照大神。その父母が多賀大社の主神イザナギ・イザナミの命なわけですね。

あと名古屋人には、豊臣秀吉の母(尾張国中村=名古屋市中村区の百姓のおっかあ)が病気に倒れた時、

多賀大社に祈って、母の病が治ったとのこと。

名古屋の年寄りは病気になったら、とりあえず多賀大社へ(笑)。



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で、伊勢には参りませんが、帰路を306号線にとります。途中対向2台。抜かれた車0という

(こっちはセカンドギア多用で走ってるので、追いつかれたらいつでも道を開けようと思っていた)、

7時前とはいえ、藤原とうふ店の86くらいこいよ!という過疎状態で、山頂の鞍掛トンネルへ。

ここまでの登りは、気温12度くらい。長いトンネルや、洞門(川側が柱)を通り、さすがにまだ

凍っていませんが、スリップ予防の縦スリット舗装(二輪車には人殺し道路だと思うほど怖いのよ)を

慎重に通って山頂にたどり着き、三重県に抜けます。



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途中何箇所もこのような落石防止ダムがありました。2012年9月の台風で落石により閉鎖され、

実に2年以上も通行できなかった306号線ですが、今も11月下旬から3月までは通行止めです。

カブでも50は無理だと思いますが、自転車で登る人がいるのは驚きです

(今回は降りたところで登って行く小野田坂道くんを見かける)。



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こういうまったりした、日本の山の風景は眼のご馳走ですね。多分来年までは来ない(11月上旬にまた豊郷行きますが、

無理せずに関ヶ原越えにします)ですが、何度でも走りたい道です。

今回早朝に出たので、24時間営業スタンドを見つける暇がなく、

「1/3近く残ってるからいいや」とそのまま峠に入ったら、登りはやはりガンガンガソリンを食うので、

かなりやばい状況でした、麓のいなべ市で、個人営業の半農半営みたいなスタンドが閉まっており、途方に暮れていたら、

奥からジャージのおじさんが出てきて給油してくれました。

多賀様のご加護じゃ(拝)。

それにしてもガソリン代450円でごめん(カブならでは)。



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結局、桑名を越えて、家にたどり着いたのは9時を大分回ってからでした。

ばったり寝て、午後起きて買い物に行って、選んだメニューがこれ。

主夫してるとわかりますが、肉の方が魚より断然安いんですね。

550円バイキングに魚を期待するのは無理だったので、その夜は秋刀魚定食にいたしました。

今年はさんまが不漁のようで、高いので100円の塩さんまで。

こっちの方が好きだったりする貧乏舌でごぜえやす。


















 
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