2011年7月 

 

  題名 「にゃんこ先生」


                          

                             SIGMA DP-1


 この、豚のような猫は、もちろんアニメのキャラクターです。

「夏目友人帳(緑川ゆき)」と言いまして、原作は漫画なのですが、

くくりで言えば妖怪譚。

主人公の少年(夏目貴志)は、小さい頃から変異が見えてしまうので、

「嘘つき」呼ばわりされていじめられます。両親が死んで、親戚中をたらい回しに

されるのですが、どこでも気味悪がれやっかいもの扱い。

ようやく高校になって、子供のいない親切な夫婦に引き取られますが、そこに

次々と妖怪が訪れます。口々に

「名前を返せ!」と叫びながら。

実は主人公の祖母が同じ体質で、妖怪に戦いを挑んで勝ち、次々に名前を

「友人帳」に記したのです。記された妖怪は友人帳の所有者の言う事を聞かねば

なりません。

名前を返して欲しい妖怪には返してやればいいのですが、やっかいなのは多くの

妖怪を支配出来る、この友人帳を奪おうとする妖怪達。中でも最強だった

「斑(まだら)」という大妖怪(妖狐の姿)は、いろいろないきさつがあって

主人公夏目を守る代りに、彼が死んだら友人帳を貰う契約をします。

この写真のキャラクターは、斑が主人公と暮らす為に取る形態で、

「にゃんこ先生」と呼ばれています。

「田舎っぺ大将(川崎のぼる)」に出て来る、やはり喋る猫へのオマージュですね。

食いしん坊で、欲深。主人公と友人帳を守って全力で戦ってくれますが、

夏目が名前を返すのが不満で、

「わしが譲り受けるとき、薄くなってしまうではないか!」と抗議しますが、

目的は別なのでは?と思います。欲しければ主人公をさっさと喰い殺して

奪えばいいはずですから。


 同僚のアニメおたくと話していたとき、

「うちににゃんこ先生いるよ。娘がコンビニのクジであててくれた。」と言ったら

にわかに興奮し、ぜひとも画像を送って欲しいとの事。

で、普通の写真ではつまらないので、外出の時連れて行き、色んな場所で撮る

と言う事で、このソフビ人形の画像を送ってあげました。

これはその中の一枚で、

「楡家(東海市名和)」で撮影。

名古屋近辺では珍しい台湾茶の喫茶店で、きちっとした茶芸のやり方で

お茶が楽しめます。

にゃんこ先生の前の怪しい物体は、

「茶蛋」つまり、お茶で煮たゆで卵の殻。80円と良心的ですが、

つい食べてしまってからの撮影(こう言う事多い(笑))。


 今後もこれやって行きたいと思ってます。

美少女アニメのフィギュアとかとかだと危ないけど、こういうのだったら

いいかなと(やっぱ痛いか(笑))。


  

 
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