2017年11月


「ほぼ旅行というより通勤」


今回も全てiPhone7plus。そろそろ差額清算して格安SIMにしようかと…。


さてさて恒例の平沢唯、中野梓聖誕祭は11月中旬でございまして、今年は11/19の日曜に

行われました。

毎回のことで少々写真の題材もマンネリになってきましたが、今回は晴れと小雨まじりを

繰り返す変な天候のおかげで




綺麗な虹が…。しかもGoogle先生が示す経路はどんどん虹の麓へ行くではありませんか!

まるでおとぎ話か天地真理。もちろん光線の加減で、虹がまさに始まっている場所に行っても

虹は見えませんが、100mほどまでは接近しました。確かに道の左側の山から出ているのを。

というわけで、私は虹の橋をくぐって豊郷に向かったのでした。

これは幸先いいですね。けいおん!始めアニメ・漫画作品の事をネットでは

虹(二次元のこと)と言いますし。




今回も同じところで富有柿を買いましたよ。

前回美味しかったので、300円(10個入り)を2袋も。

1日2個ペースで食べてしまいます。柿は日本の果物の王様ですね。

おそらく砂糖の普及していない江戸時代までは、最も甘い食べ物だったと思います。

富有柿(岐阜県美濃地方)と次郎柿(愛知県東三河地方)の二大品種が思う様食べられる

ナゴヤ人は幸せ者です。




いつものミニストップで休憩。

なんかポテトを食べた。




さて会場につきまして。

お誕生日ケーキのお披露目。

残念ながら今回は当たりませんでした(涙)




こちらが今回のケーキ刻み人。スマホこみのメタな構図です。

なんと台湾から来られたけいおん!ファンです。

海外のファンの方が、豊郷への思いは強いようですね。




お昼休憩で、久しぶりに”けいおん!カフェ”で昼食。これは田井中家のハンバーグランチ。

作品中で律が弟のために作ったものを再現しています。飲み物付き700円はリーズナブル!

美味しかったです。




休憩を終わり、講堂に向かう。天気がすごいことに。

なんかドン役の北大路欣也が、3階の窓からじっとこっちを見てそうですね。

ブランデーグラス持って。バスローブ着て(笑)。




この方々は、誕生会参加者でも、けいおん!ファンでもなく、豊郷小学校旧校舎見学の皆様。

滋賀が誇る貴重な国の文化財となった建物を見学に来る方も多いのです。

その他に最近は映画”君の膵臓を食べたい(通称キミスイ。図書館内部が映画で使われた)の

ファンの方も。

けいおん!人気最盛期の頃とはくらぶべくもないですが、本当に訪問者が絶えないですね。

全国、いや世界中から。




昨年も来てくれた、めちゃくちゃ上手いバンドのライブ。大変盛り上がりました。

唯と梓のキャラクターソングをやってくれましたが、最近の再放送で入ったファンには

馴染みがないみたい。後半でアニメのオープ二ング、エンディングはみんな知ってるので、

歌ったりして盛り上がりました。




今回プレゼント用に描いた中野梓。大学4年の設定です。




今回は色紙の出品が非常に多く、上手い人も多いので、ちょっと恥ずかしい。

まあこういうのは笑ってもらえればいいと思ってます。

校舎シリーズは今後も書きたいと思っています。




今回一番力を入れた唯の絵。けいおん!と並んで、最近私が入れこんでる

「BABY METAL」風に書きました。

yui-metalは実際にメンバーにいますので、遠慮して”唯・金属”としました。

BABY METALのライブに行くのが2018年の目標です。




今回ビンゴ大会であたった、けいおん!のコミックス。

「持ってるよ」と思いながらよく見たら中文!

ケーキ切ってくれた台湾から来た彼に”欲しいですか?”と聞いたら、”持ってます”と言われた。

もしかして、彼が提供した商品かもしれない。

ビンゴの商品としては、

らぐほのえりか先生のコミケ用紙袋(私がえりか先生を師匠と呼び、同人誌や色紙を書く

きっかけになった)

激辛台湾ラーメンカップ麺一箱(食費が助かった)

に続く、嬉しい商品でした。




外の天気は、ますますわけがわからなくなっていた。

失意の暗黒の雲に対し、校舎は新しい希望があるよ!と呼びかけているかのよう(詩人だ(笑))。

ちなみにこの日の帰路は、結構な土砂降りでした(涙)。

完全防水・防寒機能は、冬のツーリングに必須ですね。


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さて時は経過して、11/29。

Twitterでは、豊郷小学校のライトアップに行った方々の写真がアップされ、昨年の暮の

「明石天文台・明石焼き+ディープ大阪ツアー(青春18きっぷ使用)」で新世界に時間を割きすぎ、

涙を飲んでライトアップ見学を断念(立ち寄るとその日のうちに名古屋に帰る電車がない。

18きっぷの残数はすでにヤフオクで次の人に落札されているので、名古屋駅前の郵便局から

投函しなければならない)した私としては、もう耐えられないほど行きたくなりました。

これ以上日程が遅れると、カブで行けなくなる。

通常はツーリングの翌日は休み。という2連休パターンの私ですが、今回は翌日仕事という

タイトなスケジュールで、無理やり行ってまいりました。




その日は例の

「いい肉のの日」バイクのブレーキ部品を変えて貰ったのち、吉野家で

”牛鍋ファミリーセット”なるものを注文。普通の牛鍋と違い、上のミツバ以外、豆腐も白菜もなし。

ひたすら肉を食う。牛皿並4杯分らしい(怖)!

ご飯は食べずにひたすら肉をわしわしと。




ブレーキも治り、快調な旅。天気もぎりぎり降らない。実は先日プラグをイリジウムプラグに

交換しており、長期走行は初めてなので、そのテストも兼ねてます。

結果は、効果ありました。値段ほどの効果ないんじゃないか?気のせいの範囲ではないか?

という声もあるこのプラグですが、明らかに効果的でした。

パワーは特に上がったとは感じませんが、高域で明らかにバイクが楽そうです。

カブライダーはタコメーターがありませんので、回転数を音で感じますが、澄んだな音になった。

しかもトップギアでコーナーにはいったり、登り坂などで、スムースに速度が上がっていく。

こんなゆったりした景色を楽しみながら、快適なツーリングができます。




いつもの養老のミニストップで休憩。

店員のおばさんに一言言いたい。

「スモークチキンをなんのためらいもなくレンジで温めるのはやめてくれ」

止める間もなかった(汗)。スモークものは室温だよねえ。

それはともかく、ミニストップのスモークチキンは絶品。

趣味で燻製始めようかな?




東方面からの非名神高速使用参加者の間では有名な

「ホテルアズサ」

いつか、シャレで参加者たちとみんなで宿泊するのもいいなと思ったけど、

それじゃあ、端から見れば集団ホモか(笑)。




前からずーっと行ってみたかった

「醒ケ井養鱒場」子供の頃、家族で行った思い出の土地。

それまで僕は魚を食えなかった。

今は…大好物!

この日はウイークデーで、閑散としていた。

東海道線醒ケ井駅から2kmほどあるので、今度はここへ行くだけの目的で日曜日に行こうかな。




養鱒場から戻り、21号線に合流する直前にあるスーパー。てか食料品店。

近くに大規模スーパーがないのか、住民の食生活を支える感じの品揃いで、生鮮食品が特に豊富。

いつも21号線を素通りしていたけど、これからはちょくちょくここで買い物使用。

今回も”あるもの”を買った(伏線(笑))。




豊郷に16時到着。ライトアップまで1時間あるので、校舎の中をゆっくり見学。

部室の黒板もしっかり読んでたら、平沢唯の声の豊崎愛生さんのご結婚祝福メッセージが

多かった。

「誇り」って(笑)。

そりゃ自分の出身校から、あれだけの名声優がでたら嬉しいだろな。

ちなみに五人のメインキャストの中、スタート時20代半ばだった、

豊崎愛生、日傘陽子、佐藤聡美(平沢唯、秋山澪、田井中律)はこれで全員既婚者に。

当時高校生だった、寿美菜子、竹達彩奈(琴吹紬、中野梓)は、

まだ現役ばりばり声優アイドルだから未婚。




久々に資料室も見学した。

当時の設計模型。今の校舎と違うのは、今は駐車場になっている手前の部分が、

実習用田畑になっていること。何回も来て全く気づかなかったが…




右手前の実習田は今も使われている。




この、東洋一の白亜の大校舎は、銅像も立てられている丸紅専務の古川鉄次郎氏の資材を

投げ打っての寄贈によるのは有名だが、丸紅も伊藤忠も近江商人の大実業家、伊藤忠兵衛氏を

始祖にしており、初期の経営陣(番頭さん)の殆どが伊藤家のお膝元、

この滋賀県で一番小さい豊郷町出身であるのは驚くべきことです。

この校舎の前身、初代の豊郷小学校校舎も伊藤氏の寄贈によるもので、現在修復工事中で

公開されていない。

売店のお姉さんに聞いた所、まだ完成には2年ぐらいかかりそうだとか。

この初代の管理は、古川氏の子孫の古川鉄鋼の方が運営する財団が担当しているが、

なかなか進まないとか。

この写真によると、丸紅は毎年新人研修の一環で豊郷小学校に来る模様。丸紅さんや伊藤忠さんが、

「ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ」この歴史的建造物の修復にお金出してくれないかなあ…。

けいおん!には出てこないので、こっちの寄付はあてにできないけど。

なにしろ両社とも社長はじめそうそうたる経営陣が、この校舎で学んでいたはず。




文化財登録証。一度は耐震工事に莫大な金がかかると言われ、取り壊される運命だったこの校舎を、

豊郷小学校卒業生たちが、体を張って守ってくれた。

最近ますます評価の高いヴォーリズ設計の代表作として、ついに文化財指定。

これで、この建物は今後も残ることになった。

ここを使わせてもらえる我々は、ゴミ一つ、傷一つなく使用しなければならない。




校舎前で遊ぶ、おそらく現在の豊郷小学生。

この風景が一番似合うし、校舎も一番嬉しいと思います。




今回の唯一の痛恨事は、いつも誕生会ケーキをつくってくれる彦根のJuJuさんが水曜定休だったこと。

唯ちゃん(11/27生)をケーキでお祝いしたかったのに…

仕方ないので、名産の豊郷かぼちゃプリンと、自販機の紅茶でお祝い。

プリンは解凍中とかで、ちょっとジェラートぽかったけど、美味しかった。

初めて来た方に、

「奥の螺旋階段、登られました?上の部屋もいいですよ」と声をかける。

「うあーーーっ!なにこれ!」と歓声が上がり、感謝されました。

最初これ見つけた時、僕も同じ反応だった。

螺旋階段好きのヴォーリズさんのちょっとした贈り物です。




そして満を持して登場(笑)は、スーパー信沢で買った、醒ケ井養鱒場産、ニジマスの甘露煮。

なんと240円だというからびっくり。土産物店とは違う、食生活のための安価ですね。




そして静かにライトアップが始まります。

美しい…。

眺めていたら、私よりかなり年配の背の高い男性。

「去年より灯りが少ないな。去年は両側の木にも灯りがあった」と地元らしい発言。

この方、実はこの校舎の初代卒業生でした!

戦前の1937年にこの校舎は完成しているので、その年に12歳だったとして、

92歳?!。

1937年に入学した。という意味だったとしても、87歳か…。

色々当時の話をしてくださいました。

戦争中は、空襲の標的にされないよう、校舎を黒く塗ったこと。

階段手すりのウサギとカメは、戦争中の金属供出でなくなり、戦後再度作られたとされているが、

実は供出される前に生徒たちがそれぞれ外して家に隠し、何個かの出てこなかった分の複製を除き、

オリジナルであること(見れば歴然だそうです。今度探検してみよう)。

今は入院しているというこの方は、写真写させてくださいという私の願いを軽く断り、

「もう病院にかえらなきゃいけない。あなたはゆっくり見ていってください」

と待たせた車で帰って行かれました。おそらく豊郷病院?

私も介護が必要になったら豊郷病院に入って、この方みたいに時々校舎に来たりしたいな…。

私と同じくらいの背があるこの方(若い頃は大男と言われただろう。私の父も同じくらい身長が

ありましたが、子供の頃の記憶は、市バスの天井に届きそうだった。

昔のボンネットバスは小さかった)とお話しした数分間は、本当にこの校舎が小学校校舎として

生きていた時代が蘇ったような気がしました。

今後も忘れられない思い出です。来年もライトアップでお会いしたい。お元気で。




やっぱりやっちまいました。

痛車や、でっかいバイクの記念写真のように、

私をいつも運んでくれるマイカブに感謝をこめて。

まあ、これやりたくて来たようなもんです。

もちろん景観を損ねないようにさっと写真撮って、さっさと除けましたよ。




シメはやっぱりこれ。

近江ちゃんぱん。長崎のちゃんぽんとは全然別物で、他の地方ではタンメンと呼ばれるものに

近いのですが、野菜多くさっぱりして、少なくともバリバリジョニーよりはヘルシーで。

(今は)名古屋にはないというのがポイント高いですよね。




全部スープを飲み干したら、丼の底に大吉の文字が。

小吉とか凶とかあるとは思えないので、たんなる模様ですが、無事帰るおまじないの

ハッピーターンを買わなかった今回のツアーで、

「あーこれで無事帰れる」と安堵しました(もちろん無事帰宅)。


次は来年1/14の秋山澪生誕祭。

前回みたいなクレイジーな大雪にならないといいな。

いずれにせよ、カブでは行けそうもないですけどね。

 
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