2016年5月 


「美女を撮影」



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一応写真家のつもりなのですが、お金のかかるモデル撮影会や、数人の同好の士と共にモデルさんをお願いするなんてのは

予算的に無理なのです。

今時街中で綺麗なお嬢さんを見かけて、レンズを向けたりしたら通報されてしまいますし、いかにも風景を撮る体で

「おや?偶然様子のいいおぜうさんが写り込んでいるぞ!」というのも出来ない事はないのですが、そんなの撮っても

発表できる訳もないのですから、自己満足以外のなにものでもない。

まあ、アマチュアの撮る写真自体が、自己満足以外のなにものでもないのですが(笑)。

あと10年ほどしたら、ベレー帽でも被って

「お嬢さん、綺麗だねえ。一枚写真撮らせてもらっていいかね?」とか図々しく聞けるじじいになれそうな気もしますが、

こういうのは笠智衆ばりに、鶴のような痩せた老人だからいい感じなので、脂ぎった老人では如何なものか?


そういうわけだから、ここ何ヶ月かで、ちゃんとした人物写真撮ったのが、

この方がた↓だけだったりします。



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なんとか人間がとりたーい!

というわけで今回は5月の終わりに開催された、ある催しにいってまいりました。

「ブラジルフェスタ」

テレビ愛知が主催する、日系ブラジル人のお祭りです。愛知県はトヨタ系企業がかつて日系ブラジル人を多く雇ったため、

愛知県には今も多くの日系ブラジル人が住んでおられます。現在はトヨタなどの日本企業は、特に外国人労働者を必要として

いないので、帰国された方も多いのですが、日本全国で今も約18万人。そのうち半数近くが東海三県に住んでいると

言われます。

私は名鉄豊田線と乗り入れている地下鉄鶴舞線で通勤していますので、豊田市を中心とする住居に名古屋から帰宅する

彼らと同じ車両になることがあります。といっても特に男性は、日本人の男性とほとんど外見の変わらない方が多いので

話しているのを聞いて、

「あ、ポルトガル語だ」と気づく程度です。正直中年男性の彼らは、元ペルー大統領フジモリ氏の様な感じの方が多い。

ところが女性。特に10代ぐらいのお嬢さんは、もう信じられないくらいの美人が多い。

一般に異国のDNAとミックスされた日系人は、非常にいい感じに美しい人になることが多いですが、特にブラジルでは

一世二世ぐらいまでは、頑なに日系人社会を構成し、漢字の読み書きもできる方が多いですが、それ以降は、

巨大な人種の坩堝と言われるブラジル社会(主にポルトガルからの移民、先住民インディオ、黒人奴隷の子孫、そして

日系人を初めとする、世界各国からの移民)の中で、色々な結婚によって、色々な外見を持つ日系人の子供達が生まれ

ました。

かつて、日系人移民を日本政府が優遇していた時期に、南米では日系人になりすまして入国するケースも多く、

中には日系人に見える様に整形手術する人までいたそうです(目を吊り上げるとかの幼稚なステロタイプ)。

しかしながら本当の日系人は、様々なDNAを外見に表しています。

表題写真は、今回の催しで行われた”美少女コンテスト”の参加者ですが、全員日系人。

真ん中の方が一番日本人っぽいですが、スタイルはマーベラス!。右の方はラテンの血が濃く出た方、

左端の方に至っては、北欧かどこかの女神様みたいですね。ワルキューレとか(笑)。


というわけで、可愛いボニータを拝みに、矢場町は久屋公園に行ってまいりました。

サンバカーニバルみたいのやってないかなと。神戸で毎年やってるじゃないですか。とりあえず行く前の妄想は



参考映像(アニメ:中二病でも恋がしたい より)


こんな感じ(笑)。

実際には今回の催しは、ステージでのバンド演奏を中心としたものでした。ブラジルの音楽といえばサンバ、

と思ってしまいますが、よく考えれば、当たり前ですが、若い衆はロックをやる。そういうロックバンドが、がんがんに演奏

しておりました。ステージの外観はこんな感じ。



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あとはずらりと屋台が並んで、ブラジルお得意の肉料理。串焼きやシュラスコ。これをいただくのが今回の楽しみ。

1000円のシュラスコプレート。



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シュラスコは、大きな串に刺した肉の塊を、岩塩の味付けで炙る料理で、串を皿に立てて、長い包丁で削ぎとって皿に置いて

くれます。大須の、今では鶏の丸焼きで有名なブラジル料理店が、昔二階でシュラスコ食べ放題をやっており、1980円だったので

肉が思い切り食べたくなると、友達と行ったものです。主にもも肉だと思うのですが、じっくり炙った肉はホロホロとして。

最高に美味しいのです。この肉片が6切れぐらいと、パンとソーセージ半切れ。これで1000円なら、まあお値打ちでしょう。


スケジュールを見ると、もうすぐ美少女コンテスト。これはと思い駆けつけましたが、もう最前列は入れず、人の頭の上から

写真を撮る状況に。

とりあえず、いいなと思った方を。

アナウンスによると最年少は14歳とのことですが、歳はよくわかりません。



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この方は、このぱっつんぱっつん具合がとても健康的でグッドです。日本の少女たちはすぐダイエットとかに走りがち

ですが、思い切り食べて、踊って。みたいなブラジルのお嬢さん。

鶴舞線で時々見かける彼女たちも、週末に思い切りお洒落して栄で買い物して、遊んで。

日本の子で、おへそ出すファッションが似合うお嬢さんは、ほとんどいませんし、ましておへその周りのお肉が

すこしゆったりしてる方は、お腹出したりしませんね。

個人的に夏の女神賞を贈呈。



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この方もいいなあ。

ボリューミー賞贈呈。



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この人がグランプリかな?16時の審査発表までは居られなかったのですが。

東洋と西洋のいいとこ取り。私は”小椅子の聖母”みたいな卵型の顔立ちが好きです。

日系ブラジル人の美女には、このタイプが一番多いですね。

スペイン、ポルトガル語圏では、可愛いをボニート。

可愛いお嬢さんはボニータといいますけど、ほんとにボニータな方が一般人にも多かった。子連れのママも綺麗な人が多かったです。

ブラジル人だけじゃなく、日本人の旦那と結婚したフィリピーナみたいな奥さんもベビーカー押してきてました。


ステージでは、色々なバンドが30分ごとくらいに交代。

とうとうサンバのバンドも出てきました。

サンバ、なんとかというジャンルで、

「一杯やりながら演奏するサンバ」という様な意味らしい。ゆるーいサンバが結構いいです。



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もちろん本物のテレビカメラも入ってましたが、会場の何人かの撮ったスマホなんかの映像も、適宜テレビ中継に混ざります。

中には、こんなのも



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こういうのを、スマホでモニターしながら操縦できるんですね。面白いけど、それこそこういうの勝手に飛ばすと犯罪に。

さてそろそろ帰ろうかと思いましたが、ファッションショーがあるというので、最前列に陣取る。

日系のブラジル人社会のデザイナーさんたちの共同出品のようでした。

先ほどの美少女コンテストとは違い、モデルさんが全員日系ブラジル人かどうかはわかりません。むしろヨーロッパ系のモデルさんかな?

この子がいかにも初々しく、緊張してか、ニコリともしないのが可愛かった。



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根性見せたのがこの子。連続写真でご覧下さい



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階段でこけて



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靴が壊れたので裸足になって



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なにごともなかったかの様に、上手に去る。大きな拍手でした。プロはさすがですね。


というわけで記念写真。真ん中の黄色い服のおじさんと、横の数人がデザイナーさん。



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というわけで、久々におおっぴらに、人物写真をいっぱい取れて、ハッッピーな日曜日でした。

で、今回のベストボニータは誰かって?

当然この方です↓(笑)。




 
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