2019年4月


「トライアウト」


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えー今回はまたまたいつものカブで豊郷に行くと言う日帰りツアーのお話ですが、考えてみれば

今年になってからいや去年の秋から豊郷にカブで行ってないんですね。

休みを入れるのがなかなか難しく夜勤をどうしても豊郷の誕生会の前日に入れないとシフトが組めない

と言う事情がありまして、そういうわけで危ないので電車で行くことになってしまったのです。

要するに大きな行事の後は1日休まないと仕事に差し支えると言う、老齢化の問題なんですね。

そう言うわけで誕生会のない日に日帰りで豊郷まで行けるかどうか、結構心配な体力になってきたわけです。

私の昼の仕事もあと1年。その後は夜勤と細々と年金暮らしと言うパターンになるわけですが、

この不景気で夜勤もそんなに仕事があるわけではなく、自由になる時間が結構増えお金は自由にならない

事になるわけです。体調を維持しつつ残された年月をできるだけ有意義に過ごしたいと思っておりますので、

もう一度きちっとまだまだ日帰りツアーが可能であることを実証しておきたいと言うテストケースなんです。

これで疲れきってしまったり万一の事故を起こしてしまったりしたらもうそう言う歳になったんだ。

と言う事ですね。

4月8日は非公式ではありますが、ファンの間ではけいおんの平沢唯の妹平沢憂のクラスメート、

鈴木純の誕生日とされています。

昨年は4月8日が日曜日だったので、友人と待ち合わせて豊郷で純誕を行いましたが、

今回は7日が日曜日だったので、この日に久しぶりのバイクツアーを企画しました。


早朝から起きだしてまずは持ち物の確認。重要なのはハッピーターン。

何故かと言うと幸せに無事帰ってこれるようにと言うおまじないです(笑)。


それからネットで言うところの魔剤、レッドブルから始まった強カフェインその他元気になる成分に溢れた

炭酸飲料の事ですが、近くの自動販売機でチェリオのジャングルマンと言ういつもの魔剤を購入しました。

1本100円がありがたい。


昔から、覚悟を決めた日の朝飯には、これ!吉牛卵付き。


いつものように23号線に入り桑名市の地蔵と言うなかなかの名前の交差点を右折して北に進み、

国道421号線通称石博峠を通って滋賀に向かいます。このルートはかつては国道とは名ばかりの

大変ひどい道路だったそうですが、現在は長いトンネルが開通し最も快適に滋賀に抜けることができます。

途中で見事な桜並木がありました。


豊郷も桜が満開!この日は気候も穏やかで9時ごろに到着したときには、すでにたくさんの観光客で

溢れていました。最近の傾向として豊郷小学校旧校舎群は、旧校舎群はあのアニメけいおん!の

聖地と言うよりは、国道8号線沿線の彦根への観光ルートの中で、無料で見学できトイレも綺麗。

駐車場も比較的多く休憩所も充実しているという意味で、珍重されているようです。


この日はうさかめカフェ(旧けいおんカフェ)が休みだったので、仕方なく売店で名産の豊郷プリンを

いただきました。この辺はかぼちゃが有名らしくこのかぼちゃプリンは150円なのに大変結構なものです。

けいおんカフェはけいおんファンのお二人がご夫婦で始めて、やがてご結婚されたと言うなかなか

素敵なカフェなのですが、個人営業のために病気等ご都合が悪いと休みになってしまうところがあり、

今後は町の協力も得て従業員も増やしたらどうかな?と思います。

学校の近所には喫茶店レストランなどがなく、そういう意味では貴重な店ですので、

町おこしのためにも考えていってほしいですが、土日のみ営業なので経営は大変でしょう

(平日はさすがに訪問者が少ない)。

カフェのある記念館には寄付されたけいおん!グッズが、有志の方々の大変な努力で、

整然と展示されるようになり、これは訪れる人に対しての大きな観光資産だと思います。

訪れる人たちは、多かれ少なかれ、けいおん!ブームの記憶がある人が多いと思いますので、

かつておもちゃ屋やローソンで普通に見かけたこれらのグッズが大量にきちんと並んでいるのは、

ファンでなくても胸が熱くなるものがあると思います。

けいおん!もアニメ化して10年。平成の文化遺産といっても過言ではないでしょう。


桜の前で、愛車の記念撮影。


さて今回はゆっくりできるので前から噂には聞いていた彦根のスイスと言う、

大変有名な喫茶店兼レストランに行ってみました。スイスの山小屋を思わせる建築コンセプトは、

名古屋のマウンテンによく似ていますが、これだけ蔦に覆われた年季のある建物はちょっといいですね。


このスイスはまず安いと言う大変素晴らしい特徴を持っています。

オムライスが400円。


ハンバーグが500円!味は本格的で分量はそれなりに少ないのですが、

こうやって2品以上オーダーすれば結構豪華なランチになります。

次回はカレーライスを食べたいと思います。


その後意外と近所だったお馴染みのジュジュさんでケーキを買う。

純ちゃんの顔入りのホールケーキが買いたかったけど、事前予約が必要だし何より高い(涙)。

普通のケーキ1つで我慢しました。


さて豊郷に戻って3階の部室にお参り。


いつもの記念サインを黒板に。海外からもたくさんのファンがやってくるようです。



ケーキと家から持参してきた色紙やフィギュアを置いて祭壇を作る。

いつも思いますがこれって何か事故現…いや変な想像はやめよう。


ホワイトボードにとっても上手な絵が。こういうのをさらさらかける人は憧れます。


さて14時からのルーチェ・カルマさんの開店にはまだ少し間があったので、校庭でお昼寝。

春の風が気持ちの良い1日でした。

頭の上を観光客が通り過ぎていくので、あまり眠れませんでしたけど、リラックスできました


14時になったのでルーチェ・カルマさんにお邪魔する。ここでも色紙やフィギアを並べて記念撮影。

まだ時間も早く他のお客さんがいなかったのでお店のお姉さん(魔法少女Takamiさん)とゆっくり

お話し出来ました。けれどやっぱりちょっと旅の疲労が出てきてしまい、

「顔に疲れが出ていますよ」と言われました。カルマさんは宝石や貴石を扱っており、

スピリチュアルなことにも詳しいので、

「無事に名古屋に帰れるようおまじないをしてあげますね」と言われて、

水晶に当てたきれいな音叉の音を聞かせてくれました。

私はこの音が大好きで何かすごく頭がすっきりしました。

プラシーボ効果と言えばそれまでなんですけど、こういうのはちゃんと無事に家に帰るぞ!

と言う気合というか自分への暗示のようなものなので、何かとてもうれしかったです。


帰りはできるだけ運転に集中できるようよく知った道を通ることにしました。

すなわち8号線から22号線、そして21号線を通って名古屋に帰るやり方です。

途中岐阜に入るときにお腹が空いてきたので、何か食べなきゃと思ったのですが、

やっぱり疲れているのか前に食べた蕎麦がとても気になって、結構遠回りなのですが

岐阜市役所近くの更科と言う蕎麦屋に立ち寄ることにしました。なんとスマホのナビがこの店を知らず、

長野県の更科と言うお店を案内しようとしたのが困りましたが(笑)、岐阜市役所を目印に

ようやく閉店30分前にたどり着きました。

ここの冷やしたぬきは大好物です。この店は更科と言う名前の割に、蕎麦専門店ではなく

うどんや味噌煮込なども出す店です。ここのそばはそば粉10割とかではなく、

つなぎも結構入ったいわゆる大衆食堂のそばの作り方なんです。

そのため蕎麦の名産地である岐阜県の方にはあまり評価されていないのですが、

蕎麦自体を味わうと言うよりトータルでのレシピの組み立てが非常によくできていて、

店主自身も、”うちのメニューには十割そばは必要ない”と明言しているポリシーのある店です。

客の大半が、この冷やしたぬきそばを真冬でも頼むというこの店の名物です。

これを食べたくて食べたくて苦労して22号線からずいぶん離れたこの店にやってきたのですが、

さすがにかなり疲労がピークになり、半分寝ながらうっかり乗っていたわさびを全てつゆに混ぜ、

しかも塊が残っていたのを思いっきり飲み込んでしまったので、

ツンとした刺激が頭にガツンと衝撃!しばらく立ち上がれませんでした。

しかし結果的にこの刺激が、私に名古屋まで帰る頭脳の冴えを与えてくれたようです。

わさびと魔法少女に感謝!


今回のツアーはこれからもホンダスーパーカブカスタム90に乗って、

日帰りまたは泊りでツアーができるのか?の試金石になる旅でした。

結果として翌日からの週はかなりきつかったのですが、何とかまだやれると言うことがわかりました。

6月には大津でカフェカブ関西と言うカブを愛する人たちの大きな集まりがあるので、

来年の同人誌の取材のためにもカブで参加したいと思っています。

去年も京都に行ったりしましたので、距離的には問題がないのですが、体力的に大丈夫なように

ゆったりしたスケジュールを組み組みたいと思っています。


令和になってもまだまだカブの旅を楽しみたい。

そして最終目標としては北の大地をカブで走るフェリー旅行と、

もう一つカブの聖地、種子島を自分のカブで走りたいなと思っています。

 
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