2024年4月
2024年4月
「古希の逃避行」
(今回は記念号なので、写真多いです。重くてすみません)
それほど
「嫌だ~っ!」
て言う感じではなかったんですがやっぱり
古来稀=べリーレアとか言われると、もうお迎えが近い
としか思えず、その前に何とかもうひとあがき
したくなってしまいました。
本当は70歳の誕生日当日にしたかったんですが、
予報が悪く少し前倒しで大変距離の長いツーリングを
企画しました。
まず浜名湖まで行ってゆるキャン△で登場した
有名な鰻屋さんで、三日分の食費くらいの鰻を食う。
そしてやはりゆるキャン△に出て来た渚園キャンプ場で
一泊(こちらは410円とリーズナブル)。
翌日は一気に東海道を静岡市まで行って北上し、
本栖湖の浩庵キャンプ場に宿泊する。
ここもゆるキャン△の舞台になりました。
翌日は私の人生を変えてくれた小説
「スーパーカブ」
の舞台となった山梨県北杜市を聖地巡礼し、
一気に名古屋まで戻る。
と言う未だかって経験した事のない
583kmを3日間で走破する計画です。
まずは形からと言うことで以前雨の中三重県津市まで
在庫ありを買いに行ったワークマンのゆるキャンコラボ
Tシャツを着て出発します。
昔よりはヘルシー?に
バイパスと姫街道をひた走って件の鰻屋さんへ。
開店前でしたが記帳して待つ。
残念ながら4000円以上する天然鰻はありませんでした
が、3700円の鰻一匹使った鰻重を。
その日は浜松市営の渚園キャンプ場で一泊。
バイク横付けキャンプが出来る理想のキャンプ場です。
閉店間際でしたが応じてくれました。
マクドナルド浜岡店でいつものセット。
二日目から疲労が蓄積して来て、なんでもない駐車場で
立ちゴケしたり信号無視しそうになったり
「年寄りの冷や水」
と言う言葉が走馬灯の様に…
味噌煮込みに比べると優しい味。
次回は是非切ってない一本ほうとうを!
峠道をくねくね登ったら
わっ!いきなり富士山!
目の前に富士山が見える高台に設営する前に
ゆるキャン△でなでしこがバクバク食べてた
身延まんじゅうで栄養補給。
夕食はゆるキャン△でりんがやってた
ホットサンドメーカーで肉まんを挟んで焼くやつを
やりたくてコンビニを何軒も回ったが、
もうシーズン終わりでピザまん一個しかなく…。
夜の富士山
夜明けの富士山
朝もやの富士山
とにかく絶景の浩庵キャンプ場でした。
2200円とお高めですが、富士山代が1500円くらいか?
さて2時間近くかけて甲府市を抜けて北杜市へ。
ここは小熊がスーパーカブを買って、初めて給油した
ガソリンスタンド。
聖地巡礼に欠かせないスーパーおのさん
店内の一角にスーパーカブの実車が展示され、
ファンアートがところせましと。
ステッカーとお弁当を買って
有名な聖地
「釜無川ポケットパーク」
でお弁当を食べる。
愛車も嬉しそうです。
飯田から伊那を越える長い帰路で、かなり待って
峠の蕎麦を食べる。
個人の感想ですが、十割そばってあんまり好きじゃない
や。
後日岐阜市の
「更級」
の冷やしたぬき(蕎麦粉3割)を食べに行った。
山梨→長野と名古屋より遅れて桜が満開で、美しい風景で
最高のツーリングだな、と思ったら有名な
「高遠桜」
の渋滞に引っかかり、1時間以上無駄にする。
どんどん体力が削られて行く。
夜中の稲武超えと言う結構怖い体験もし、
へとへとで帰宅しました。
反省として
今の私の体力では二泊ツーリングは無理だ
と思い知らされました。
まあそう言う意味では人生最後のロングツーリングを
楽しめて嬉しかった。
帰ってから旅先で買った
スーパーカブステッカー
渚園ゆるキャン△コラボステッカー
浩庵コラボステッカー
をカブの風防に張りました。
多分これからの老後、何度でも思い出す
思い出が出来ました。