ヤドカリの貝殻
 
 
2017年9月
 
[携帯とアニメのこと」
 
            資料映像「iPhone X」
「そろそろ断ち切ろうと思う」
思えば、iPhone5から6、7と2年ごとに買い換えてきたiPhoneですが、
今までの”西暦偶数年に番号が上がり、奇数年にsが付く”という流れから逸脱し、
いきなり8とX(テン)が発表されました。従来のパターンだと、2年ごとに
機種変し、7-10万する本体価格を24ヶ月払いした上に”なんちゃら割”で
軽減するという、日本の携帯界のお約束(2年経って機種変しなくても、
なんちゃら割がなくなるので月額負担が変わらない)に期せずして沿った
型式変更でしたが、今回はsを飛ばし、あまつさえ9も飛ばしてテン。
しかもローマ数字という、まるでMacOS9のお葬式をしてOSXになだれ込んだ
歴史を思い出させます。
今後はどうするのだろう?MacOSみたいに動物や地名にするのか?
 
iPhoneXをみると、AppleがiPhoneの象徴とも言える丸いホームボタンを
無くし、かつてのiPod touchのような全面ガラスにしたかった。
これぞiPhoneの進む道。と考えているのがよくわかります。
7でイヤフォンジャックを無くしたため、かなりユーザーに負担を強いて、
そのせいかホームボタンは残す(しかも機械式に押すと凹むのではなく、
凹んだような振動を起こすというギミック!)決断をしたAppleが、
今度こそホームボタン無くすぞ!と意気込んだのがXですが
(かつてiPodからダイヤルが無くなった時のことを思い出した)、
やはり既存の操作性を求める保守的ユーザーのために、7に似た外観を残したのが
8でしょう。MacOSで言えば、ロゼッタストーン(インテルMac上で
PowerPCMac用アプリを動かせるようにした、コンピュータ史上
最強のエミュレーションソフト)的な橋渡し配慮でしょう。
 
CPU性能が向上し、ワイヤレス充電(これはiPhoneを充電しながら、
有線のヘッドフォンを使いたいユーザーには歓迎されるだろう)くらいしか
改善が見えない8は、前面だけでなく、背面もガラスをを貼るという
意味不明な改良で、明らかにXシリーズへのスムースな乗り換えを誘っています。
多分来年のモデルは
「iPhone X2、iPhone9classic」とかになる気がします(iPodのときみたいに)。
でclassicは9で終わりでしょう。
 
というわけで、私にはそれほど機種変したいとは思えない今回の新製品ですが、
それとは別に私には機種変がそろそろ出来なくなる理由があります。
お金のこと?それもありますが(汗)、今使っている
MacBook Pro17 Mid2009のOSが10.11EI Captainから上げられないこと。MacOSが上がらないということは、iTunesも上がらないということで、
近い将来iPhoneに搭載されるiOSのバージョンが私のMacのiTunesには
対応できなくなるということ。
Macもいつか壊れるので、そのときはノート型は諦めて、Mac miniの
比較的年式の新しい中古に買い換えよう(外仕事には古いiPadでも買うか)と
思っていますが、いつかはそれも最新のiTunesに対応できなくなる。
現行のWindows用iTunesが7でも使えることを思うと、なんか不公平に
思いますが、AppleはMacの値段はなるべく安く抑えて買い換えさせよう
という方針の様で、まあ今更Windows用iTunesの使い勝手の悪さを
我慢したくもありませんので、
MacもiPhoneも型落ちの中古を乗り換えて行く老後になりそうです。
 
幸い今は現在利用中キャリアのiPhone契約を解約する際、SIMロック解除が
できる様ですので、来秋にはドコモ系の格安SIMにMNPして、
月のランニングコストを半分以下に抑えたいと思っています。
というわけで、今回の
「番号のつけ方が変わった」というだけで、2年ごと機種変の呪縛から
解き放たれた思いです。
かつて日本では車検ごとに新車を乗り換えるのが当たり前でしたが、現在では
結構中流以上の層でも、10年落ちぐらいの中古車に平気で乗っています。
「ステータス(いつかはクラウン)から愛着ある道具(世田谷スタイル)へ」
変わったということだと思いますが、
携帯の世界も気に入った機種に使いやすい会社のSIMを入れて長く使う。
というスタイルになっていくのではないでしょうか?
 
とにかく携帯代に月7千円以上使う生活からはもう脱却して、
月2000円台の格安SIMにし、月2千円でも積み立てて、4年に一度ぐらい
(携帯は自動車と違いそれ以上は保たないので)新機種に買い換える。
というライフスタイルが健全でしょうかね。
 
    資料映像(2017秋アニメ「つうかあ」
「2017秋アニメで見ようと(見ようかと)思う作品」
2期3期
☆3月のライオン(2期)
 ブームの少年棋士物語。原作漫画は全巻読んでいます。実写は神木君が
好演した(らしい。レンタル待ち)。藤井四段というリアルが現れましたが、
主人公の桐山零は高校生棋士で、中学校の時に天才ともてはやされたが、
壁に突き当たっている。29連勝後、高校に進んでからの藤井四段もそれほど
順調ではないだろうから、イメージが重なるかもしれません。
事故で両親を亡くし、師匠の家に引き取られる。という孤独な少年が
独り暮らししながら戦う姿と、その癒しとなる三姉妹(と猫たち)!
個人的にはお姉ちゃんと結ばれてほしいなあ。
★クラシカロイド(2期)
 曜日の関係もあり、なんとなく1期は見てしまいました。編曲がいいのは
認めるけど、ストーリーが途中からマンネリに。常にキャラを増やしてきた
1期ですが、これからどうするのか?いわゆる楽聖たちが、アンドロイド?
として現代に甦ったら?という話。
☆干物妹!うまるちゃんR(2期)
 「これはいいものだ(ヒロインの口癖)」外面と家での姿が異常に違う
(頭身まで!)妹の話。原則カワイイので好き。
★血界戦線 & BEYOND(2期)
 確か切らなかったはずだけど、あまり話を思い出せない。切るかも…。
☆おそ松さん(2期)
 おばけヒット作品の2期。赤塚漫画郷愁世代と、男性声優ファン
(今や昔で言うところの新御三家とか、たのきんとか級の人気)の心をつかみ、
記録的なブルーレイセールスを記録しました。
☆食戟のソーマ(3期)
 2期になって、ちょっとマンネリ化した感が否めなかった料理バトル漫画。
なかなか題材探すのは大変だと思います。結構楽しく見ていましたが、
夜見ると何か食べたくなって困る。業界ではこれを”飯テロ”といいます。
☆鬼灯の冷徹(2期)
 地獄を題材にしたギャグ作品で、特に主人公始めキャラが魅力的。
閻魔大王を補佐する役目ながら実質地獄を仕切っている男の話。
 
新作
◯ネト充のススメ
 脱サラニート女性(30)のネトゲ生活。ってそれネット廃人じゃん(笑)。
女性だとまだ救いがあるのかな?最近注目している漫画でも、何作か恋に
うぶなバリバリキャリアアラサーウーマンの恋愛ストーリーがあります。
等身大の読者に支持されるのかな?
◯十二大戦
 十二支をモチーフにしたバトルアニメ。ってなんだよ!と飛ばそうとしたら、
原作が西尾維新らしい。
西尾先生多作だから、それほど…の作品もあるんですよね。興味津々。
◯Just Because !
 「月曜日のたわわ」という、女子高生がリーマンのおにいさん(おじさん?)
に一人称で話しかけるショートアニメがあり、露骨な映像はないものの、
かなりの問題作でしたが、その作者が描く高校生青春ラブストーリーらしい。
台詞回しがとても優れた作者なので期待できそう。
◯宝石の国
 これ、今回で一番わからない作品。人類が絶滅した後、宝石の体を持つ生物
(妖精?人造物?)がクラス物語。”宝石フレンズ”なわけかな?
◯魔法使いの嫁
 漫画も気になって読んでみたけど、絵がちょっと好みでなくて(描き込み
すぎの印象)入り込めなかった。アニメだと線が整理されていいかも。
設定自体は題名のとおりなので、面白いと思います。旦那がちょっと
ツンデレなんでしょうね。
◯いぬやしき
 題名だけでは、全くわからないけど、かなりハードな内容らしい。
原作もアニメも夢中で読んだ”GANZ”作者の新作。これはワクワク!
◯このはな綺譚
 少女たちが温泉旅館で働く話らしい。千と千尋?花咲くいろは?きっと
失敗しながらも明るく働くのだろう。ちょっと千と千尋よりかな?
狐少女たちらしいので。
◯ブレンド・S
 こちらは喫茶店ウェイトレスたちの、お仕事コメディ。”WORKING!”的な
感じなのか?それとも”それでも世界は廻っている”的なゆるさなのかな?
きらら系なのでまあ手堅いと思います。
◯ブラッククローバー
 魔法が出来ない主人公が、魔法界で大奮闘。
なんか”なんちゃらの劣等生”的な?
ジャンプ原作なので、つまらなくはないとは思います。
◯VANISHING LINE
 異世界魔法ものオリジナルアニメですが、制作会社で期待。
MAPPAは”ユーリ!!!””この世界の片隅で”という全くテイストの違う
ヒット作を生み出した会社。
◯つうかあ
 これは凄い!スポーツ・レース系もここまでニッチな作品が!
日本ではほとんど認知されていない(バイクレースの隅で細々)、
サイドカーレースに挑む少女たちの話。あれヘルメット削る勢いで
周回するんですよね。
◯妹さえいればいい。
 また妹萌えものか?うまるちゃんでお腹いっぱい。と思ったら 、
主人公の小説家は妹に憧れているが、実際にいるのは弟。という設定らしい
です。腐女子垂涎モノなのか?
◯クジラの子らは砂上に歌う
 これが今期一番の期待作らしい。砂ばかりの異世界に暮らす民族。
スターウォーズの惑星タトゥイーンか、デューンの砂の惑星か?
異民族の少女がまぎれ込み…。という話で、次第に古代の謎が解き明かされて
いくカタルシスがいいんじゃないかと思います。私も期待。
◯少女終末旅行
 これは世界観が大好き。
旧ドイツ軍のケッテンクラート(ダイハツミゼットの車輪がキャタピラ
みたいな半装軌車)に乗って終末世界を旅する少女たち。
軍事オタクのみならず、なんか興味深い車体です。
荒れ果てた終末世界にマッチすると思います。
◯僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件
 pixivコミック(スマホアプリ)の原作はずっと読んでます。
言うことは過激で、妄想過多だけど、実は純情な彼女に翻弄される少年の話。
しかしアニメ化にあたり題名が改変されたのには驚いた。
いろいろ放送的なナニなのでしょうが、作者は悔しかったろうな。
”しょびっち”ってなんだよ?そんな言葉ありませんから。
せめて”僕の彼女がマジメ過ぎる偽ビッチな件 ”なら意味が通ったのに…。
◯アニメガタリズ
 オタクの巣窟、高校のアニメ研究会部員たちが、アニメを語るだけの
話らしい。どこまで切り込めるか、興味津々。
◯お酒は夫婦になってから
 カクテル漫画らしい。カクテルってほとんど飲まないから、ちょっと興味。
ヒロインのCVが芸達者な喜多村英梨なので外れないだろうとは思う
(沢城みゆきの”ワカコ酒”を連想して)。
◯妖怪人間ベム
 これは懐かしい!5分のギャグもの。円谷怪獣シリーズのショート作品が
あまりにもつまらなかったので、今度はどうか心配。
子供の頃夢中で見たシリアスな三人のキャラをあまり壊さないで欲しいが…
(おいら人間と友達になりたいんだ…)。