「ベルーシの小さなくふう」

1.立体交差オーバルコースをなんとか更正させたい

この間、おもちゃやさんのコースで走らせてみたら、僕のマシンは遅かった
言い訳するようですが(いいわけそのものだね(^^))
悪名高き立体交差オーバルコースのレーンチェンジ部分で飛ばないための
セッティングすると、こんなんになってしまいます
前に初代オーバルコースの時は、もうちょっと速かった(そのかわりすぐに
レーンチェンジに激突してシャーシがお亡くなりになった)はずです
10セット=コース上の同一地点に10回戻ってくることで、100mだそうです)
が23秒くらいだったのに・・・
その上、コースアウト対策で付いてくるカバーは、ハイマウントや
スタビポールにひっかかりやすく、マシンを壊す事になります
私はやっと手に入れたTZシャーシにつけたポールをここに引っかけて
TZのサイドガードを割ってしまいました(;_;)
ですから、このカバーははずすしかありません
そうすると、ますます車は空を飛んでいきます
タミヤがどう弁解しようと、これは現在市販されているコースのうちで
もっとも難コースです
これを「ホームサーキット」と言うなら
「トルクチューン以上のモーターやグレードアップパーツは使わないで下さい」
とか注意書きを入れといてほしいね
このまま、飛ばないセッティングをすると、町のコースでは絶対勝てない…
なんとかこの部分の速度を遅くするしか、解決策はないと思います

そこで考えたのが、最近の大会でも使われている人工芝です
早速、DIY屋さんに行って人工芝を買ってきました
結果は上々、息子のカワダモーターかっとびマシン(今、家で一番速い
くそー、おれだってTZシャーシに移行さえしなければ・・・)
でさえ、なんとかコースアウトせずにクリアします
そのかわりラップは遅くなりますが、今後残りの部分の最高速を
高める努力さえすれば、以前より速くなり、他のコースにも
対応できると思います
(大体10セットで8〜10秒遅くなりますので、お友達に数字だけ言うと
 馬鹿にされるかも知れませんが、本当は速いマシンに育っているはずです
 しかも、お店のコースにありがちなコースやフェンスの荒れも、
 全然苦手にしなくなります)

以下、製作記です
1.DIY屋で一番毛足の短い人工芝を買う。後で両面テープを使う関係上
 裏がなるべく平坦な物を選んだ
 1980円/m。幅が90cmぐらいあるので、20cm分だけ買った
 つまり396円の買い物ね
2.立体交差は3つの部品から構成されているので、最初から3つに分けて
 作れば良いのですが、なんか継ぎ目が心配だったので、そのまま作ることにした
 ゴム印でアールが付いてて、ぐるーっと判を押す奴有りますね?
 あの要領で裏返した人工芝に、組み上げた交差部分をぐるっと押しつけて
 マーカーで輪郭をなぞって、切りました
 テストしてみたところ、期待通りの結果が得られたので、3つの
 部分に切り分けて、両面テープで貼りました
 テープは一般事務用の普通のを使いました
 強力な奴だとなんかのときに剥がしにくいし、少しでも厚みを
 減らしたかったからです
 やってみて立体交差3部分の上コース全体に貼るには90cmでは足りないことが
 判りましたので、下りの所だけ端切れで作りなおしました
3.実験してみると、確かに効果抜群です。しかし、真のかっとびマシンは
 やはりこの直後のカーブでコースアウトします(直進していってしまう)
 そこで、まだ余っていた端切れの人工芝をフェンスの高さ、幅はカーブ
 ユニット一個分の1/3〜1/2弱程度にして、この前後のカーブの外側のフェンスに
 張り付けました。これも効果があります
4.反省、1.コースの床面全面に貼る必要は必ずしもない。10cm幅二本でいいかも
    2.ひょっとするとフェンスに付けた奴だけでも、効果十分かも知れなかった
     チェンジ部分のアウト側のフェンスにはれば、それだけで良いかも
    3.3つのユニットの最初の部分には貼らない方がスムースかも?
     90cm幅一杯だけで作るなら(もっと節約できますね)
     この部分は足りなくていいと思う

つうわけで、減速しすぎるぐらいですが、工夫すれば、減速とスピード維持の
バランスの折り合いが、もっと取れるはずです
ちなみにわが家のコースはカーブレーン4枚追加(片側だけに増設)であることを
つけ加えておきます。普通のオーバルの場合は実験していません
レストンタイヤの磨耗が激しそうとか、電池の減りが・・・とか、
走行ブレークインに使えないとか有りますが、とりあえず満足できました
最寄りのDIY屋さんの在庫で違うでしょうが、私のは一番毛足が短くて、芝が
薄くてぺらぺらの奴です

(この改造の結果、マシンに何らかの不具合がおきても、関知いたしません)

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