ミニ四駆コラム

33.耐久レースは現状を救うか?

   定期的に地元で開いている草レースも1年間で、ついに8回目
   思えば、昨年2月にホームコース3セットで始めた大会でした
   最近は、参加者こそ20名以上と定着していますが、
   いまいち、かつての熱気を感じません
   多いときには50名が詰めかけたときもあったのですが・・・
   ブームがさったなあという感じは否めません
   しかし、ミニ四駆はブームの間の谷間を愛好家たちが静かに
   支えてきた世界最小のモータースポーツです
   F1人気がセナとともに去ったとしても、F1は無くならないように
   ミニ四駆も、なんとか支えたいと思っています

   名古屋の某玩具店のコースが閉鎖、理由はコース脇でヨーヨーを
   するので、コースが破損したとのこと
   本日の大会でも、2階の会場でヨーヨーをするこどもあり
   「下でしなさい」と注意しました
   というわけで、自分の番がこないときは、ヨーヨーしたり
   GBしたり、ポケモンカードの交換したりと
   いぜんより緊張感にかける子供たちですが、レースより異常に
   盛り上がるのが、おまけのつもりで始めた耐久レースでした
   5人ぐらいでチームを作り、3チームで戦うのですが
   これが結構おもしろいらしくて、中学生を核に、こちらで
   年齢を均等にチームを作るので、結構勝つチャンスもあり、
   たらたらで全然勝てないマシンが活躍したり、コースアウト連続の
   マシンが、電池の減ったときに武器になったり、なかなかおもしろいです
   私は熱くなってしまうので、参加は引退して(怒鳴ったりするのよねー(^^;))
   タイムキーパーに徹しています
   結構勝つためのノウハウが蓄積されてきて、見ていても楽しめます

   今時の子供にはチームプレイは無理かとも思いましたが
   負けたときに、自分のせいにならない気楽さも、うける原因かと思います
   以下、今やっている耐久のやり方を参考までに記しておきます

   ペルーシ式耐久レース
   1.レーンチェンジを3ついれて、走行コースを固定する
   2.3ヒート制とし、ヒートごとにレーンを変わる
   3.大きなバンクを作る(電池消耗を早めるため)
   4.クルーの仕事を分担する
       (監督、スターター、カウンター、ピッカー、メカニック)
   5.厳密にはしないが、チーム内のマシンの最低走行回数を決める
   6.コースアウトはスタート地点に戻して再スタート
   7.30分までのレースでは同条件のアルカリ電池を支給、バトン代わりとする
   8.それ以上のレースではニカド電池2本とタミヤ充電器の使用を許可する
   9.バンクで上らないマシンは、アルカリレースではアシスト可
    ニカド電池では不可
   10.周回は大声で確認しあい、ヒートごとに報告し
    合計周回数のおおいチームが勝ち

   と、いったところです
   実は1時間という耐久レースを今回初めてしてみました
   バンクを登らなくなると、各チーム充電に入ります
   20分ごとの3ヒート制でしたが、第2ヒートの途中で3チームとも
   充電に入りました
   この間にも時間は経っていくので、周回の少ないチームはじりじりして
   早めに充電を切り上げて墓穴を掘ったり、おもしろかったです
   この方式だと2時間耐久が最も面白いのではないかと思います

   4時間以上だと本当の耐久レース型
   つまり、マシンは1台、ニカドバッテリー2セット(これが本物だと
   ドライバーに当たる訳ね(^_^))充電器
   パーツ取り替え自由で、メカニックがタイヤ交換とか(いらんか(^_^))
   モーター交換(これは必要かも)タイムを競うというのもおもしろい
   こういうのが出来ますね
   ま、マシンは電池の状況に応じて2-3台あってもいいかも知れませんが
   1台の方がピュアですねえ
   シャーシ、ボディ以外はパーツ交換自由にしておけば、結構状況に
   応じて色々作戦が立てられるかも・・・
   いっそのこと、8月に「8耐」をやろうかと、話しております
   3セット位のコースレイアウトでよければ、6セットあれば6チーム同時に
   やれるわけで(違うレイアウトでもヒート制なので問題なし)
   なかなかいいと思います
   長時間やるといらいらが出て、回数ごまかしたの、言い始めると
   嫌ですけどね、そういう気持ちを克服するのも、子供には大切ですし
   

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