夏のグレート・ジャパンカップ名古屋大会を台風で無念の中止にした
名古屋地区の子供たちが待ちに待った、オータムカップ名古屋大会が
快晴・無風の松坂屋本館屋上で行われた。
我が娘もラッキーにもまたまた当選し、GJC用に開発したAマウントの
レイスティンガーで出場しました
入場を待つ長い列の中には重装備のしょーがないおやじたちも混じっていましたが
基本的には、おばあちゃんが付き添いできていたり、微笑ましいのが多かったようです
友達同志で来ている小学生も多く、自立しているなと言う感じでした
今回は、いわゆる継ぎ足しFRP+9mm+抵抗抜きというおきまりのマシンが
勝てないと言う、大変愉快なセッティングのコースでした
メカニックマンが設計した今回のコースの最大の特徴は言うまでもなく後半の
バトル部分にあります
レーンの壁が無くなりぶつかることもあるという、このコースですが
コロコロで最初に見たときは、「あー、最初に突入すればいいだろうなあ」
ぐらいに思っていました
ところが、実際に走っているところを見ると、なんと突入する部分に三角のガイドが
設けられ、最初に入った車がくるっと転回し、2位の車にぶつかったりするんです
5台全員コースアウトで、その組は予選通過車無しという組もありました
エンストした車を押しながらゴールとか(もちろん後ろの車がウィナーです)
結構ドラマがあって興味深かったです
このバトルを比較的安定してすり抜けたのは、前後ノーマルホイール
そしてスライドダンパーを使った、比較的遅いが直進安定性にすぐれた車が
多かったようです
最後まで見ませんでしたが、きっと今回は自分で雑誌やテレビで研究して
一生懸命仕上げていった子供が勝ったのだと思います
もちろん、多分に運の良さも必要ですが・・・
抵抗を出来るだけ小さくした洗浄ベアリングを使い、子供には出来ない技術で
壁をなめるようにして安定を求める、親父マシンの代理出場を排除するために
メカニックマン達が知恵を絞った作戦は大成功だったと言えるでしょう
僕はマシンが逆行してぶつかったりするコース設計には基本的には反対ですが
目に余る代理マシンの横行に冷水を浴びせたという意味では、今回のセッティングは
支持できます(でも、こう言うのは一回きりにしてね、偶然性を盛り込むのは
構わないですけど・・・)
ところで、うちの娘ですが、見ている最中にファィターが「ワンウェイホイールは
今回は勝てない」と言うものですから、こりゃ大変とホイルの交換作業中、
丸穴ベアリングを落とし、見つからないので、仕方なく私が(本当は反則ですが)
予備の高速カウンターギアをペンチで割って中のベアリングを取り出すという
嵐の様なピット作業の後、ようやく車検に間に合いました(^^;)
途中までだんぜんトップで走っていたのですが、結局中央のスロープで飛んでしまい
バトルまでいけませんでした 残念(;_;)
最近ブレークインが進んで、理想的な走行系だったので、ちょっと早すぎたようです
Jr.用のスロープは現在発売されていないので、あまり走ったことが無かったのが
敗因でした(安いの再発売して下さい>タミヤ殿)
前輪ワンウェイのままだったら、あのスロープは越えられたかも知れません
しかし、後のバトルでうまくゴールまでたどり着くことは無理だったでしょう
今となっては、すべてが「たら」ですが・・・
ま、うちの結果はともかくとして、どこそこのコースで良いタイムが出ると言う事が
タミヤ公式レースに勝てると言うことではない、と言うのは正しいスタンスだと
僕は思います
次もまた、貧乏で正直なミニ四駆少年少女に勝つチャンスのあるコースを
設計して下さい
それでいいんだと思います
やっぱりミニ四駆は子供の物ですから、親が手を出してはいけないんですよね
今回のマシンは、設計が僕のマシンのパクリなので
次回スプリングカップは、是非設計から娘のアイデアでやって欲しいと思っています
名古屋ドームだと、いいなあ・・・