1/10,23時半頃、ベルーシ氏所有ホワイトアロー号が、ループ走行テスト中
両前ローラー部を折るという再起不能の事故により急逝した
原因の究明が待たれているが、長年の蓄積された疲労である可能性が強い
ホワイトアロー号は関東の達人松原きょーじゅの愛機のローラーセッティングに
倣い、若旦那直伝の1.0mmデルタボックスにFRP弓形プレートの
三つ穴部分だけを取り付けるという96年最高のセッティングで完成し
後部はFRP弓形プレートをハイマウントにした上に0.5mmプラ板で化粧
というデレガンスも考慮した仕上がりで、またナイロンナット多用・
19mmベアリング6枚使用など、莫大な予算をかけて製作された
ベルーシレーシング期待の作品だった
昨年第一回NiftyServeミニ四駆会議室中部offにおいてタミヤ大径の部で
大方の予想を裏切って「沈黙の圧勝」を飾り、世間にベルーシレーシングの名を
知らしめた
ベルーシ氏サイドの信頼できる筋の情報によると、氏はその輝かしい功績により
当機を瞬着で修復、永久保存する模様である
しかし、吝嗇で知られる氏の事であるので、高価なパーツをどれほど残して
保存するか、巷の話題となっている
氏は「何言うてますのん、あの子は永久保存!でもな、モーターはまだ
稼いで貰いまっせ、久々の当たりトルクやったさかいなー」と首尾一貫しない
発言をしており、今後の成りゆきが注目される
なお、ベルーシ氏サイドでは今後同型機は再生産しない事を示唆しており
独自新開発の「ロブスターセッティング」の効果が疑問視されている現状で
ベルーシレーシングの今後の長い低迷を予言する声も出始めている