歌舞伎さんから届いたコース図どおりに敷いている内に
私のあたまの中にちょっと悪戯心が湧いてしまいした
「ここのバンク、もう少し高くしたいなあ・・・」
後でよく考えると、この時高校生達は複雑だったと思います
このバンクを高くすると、電池の消耗が大きくなり、自分たちのチームに
不利になることは明らかだったのです
彼らのチームだけ、充電器が青タイプ、つまり700mAニカド電池に
適したものしか無かったのです
本当に申し訳ないコースを作らせちゃったなあ・・・と思いますが
でも、やっぱりこの高いバンクはおもしろかった(すまん)
コースを作りながら、スロープを中心としたコースは、スロープで立ち上がり
蛇行しながら、スロープで降りる部分が龍の様だったので
「歌舞伎ドラゴン」
ストレート2枚分でもちあげた、高いバンクを持つコースは
Jr.サーキットの箱を6個全部使い切った支えが、岩山の様にそびえていて
「ロッキーサンダーマウンテン」
と名付けることにしました
後はテープでコースの継ぎ目を補強です
私はこれ用に「カートンテープ」という宅配便の箱に使うテープを使います
ガムテープ(布)やクラフトテープ(紙)に比べると、薄くてはがしやすい
ので、助かります
歌舞伎ドラゴンの支えには父の作品である30本以上の支柱で、過去最高の
強度が得られました
この会場の床はでこぼこがあるので、高さの微調整出来る支柱は
本当に便利でした
このテープ止めは本当にうんざりするほど大変ですが、8時間保たせる
ためには、いい加減なことは出来ません
運良く、このころ、ろばーとさんが来てくれて、手が4人になりました
午後、私は仕事に行かねばならず、高校生とろばーとさんを残して
出かけました
夕方帰って来て、程なくHISHIさんが到着、そして東京からはるばる
松原きょーじゅと3Eさんが到着して、みんなでラーメンの夕食後
HISHIさん、きょーじゅ、私の3人はこの会場に泊まり込む事にしました
夜お風呂に出かけたとき、ちょうどSolさんが会場に来られて
電気が消えていたので帰られたそうです。われわれの携帯も風呂屋の
ロッカーの中・・・ということで、お気の毒でした
風呂屋の帰りに携帯に電話してきた、MAKISEさん、くまさん、矢尾さん
は、その点ラッキーで、深夜の走行テスト+おしゃべりで楽しい時を
過ごしました
きょーじゅはベルーシ家の客用布団、私はこの日のために買った寝袋で
快適に眠りましたが、HISHIさんは「俺は布団とか無い方がよく眠れるの」
と言って木の床に直接寝ていました
なんか、「少年アシベ」に出てくる体育の先生みたいな人だ・・・
翌日の朝日の中、教会の床に眠るHISHIさんを見て
なんだか「フランダースの犬」のラストシーンを思い出しました
もちろんパトラッシュです(^_^)