「はじめてのミニ四駆選び」

4.

さてさて買ってきましたか?一応、1〜9とマッハダッシュモーターを
買ったことにしましょう
高いですけど、とりあえずこれだけ買っておけばあとが楽です
組み立ててすぐ走らせることは簡単ですが、馴らし運転が肝心
使いかけの電池(マンガン電池がベスト。私は職場でいらなくなった使用済み
電池を集めて怪しまれました)で歯車のない新品モーターをゆっくりまわします
5-10分ぐらいでいい感じの音になります
シャーシはギアを組み込んでから、やはり使いかけ電池を積み、何か缶の様な
物の上にテープで留めて、空回りさせます
理想を言えばこの時のモーターはさっきのと違う、低速のモーターであるといいです
空回りさせた後、初めてグリスを歯車と前後輪をつなぐドライブシャフトの受け部分
3箇所に付けます
これで、子供たちの言う「あたりのモーター、あたりのシャーシ」を作ることが
出来ます。もちろん走っているうちにますますあたりがついてきます
さて、スーパーTZシャーシは前部バンパーがかなり強化されていますが
それでも衝突を繰り返す間に、次第に前部がゆがんできます
そこで、97年型ベルーシ初心者セットですが、ちょっと加工をしてみましょう
出来ない?そういう人はセガのメガ四駆でも買って下さい
改造しなきゃミニ四駆じゃないですよ
出来る人は次へ行きましょう、なあにちょっとヤスリでこするだけでさぁ
(タミヤのヤスリセットの四角いのがいいぞ)
弓FRPを逆方向に付けるいわゆる「逆弓」は東京の若旦那という方の開発された方法で
今ではタミヤオフィシャルの試走車にも付いていたことがオータムカップで
確認されていますので、こいつをやってみましょう
逆弓の利点は前部ローラーが上を向いてしまう事が防止できる事です
問題はそのままでは、ホディにあたるので削る必要があることです
サイクロン・ハリケーンの場合、こうなります

あと、ボディの前部カウルの下部を少し削る必要があるでしょう
いずれにしてもちょっとはまりにくいぐらいがホディ剛性を上げることになります
サイクロン・ハリケーンの場合ボディの肉抜きもあまり必要ないです
軽いですから…
さてこうして前部にとりつけたFRPに19mmをつけると幅が104mmとなり
タミヤの規定ぎりぎりに近づけます
後ろもキット付属のリアバンパーに弓FRPと19mmを付けます
この時逆位置か正位置かは好みですが、正位置だとまたまたFRPとキャッチを
削ることになります
この位置の方がタイヤにローラーが近づきますが、子供にはキャッチが
はめにくくなります
と、いうわけでうちの子供のために作ったものをお見せしましょう
モーターはマッハダッシュ、ベアリングローラーをつけています
センターはスタビポールで、「テレビチャンピオン」で話題となりこのパーツを
一時品薄にした「外曲げ」でコーナリングの安定性を増しています


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