ささやか写真館


   2002年12月

                題名「徘徊中年」

  
                             Summicron 5cmF2

    せっかく入院までして減量した体重が、じわじわとリバウンドしているので、
   運動をしなければと思っています。普段は電車通勤なので結構歩くのですが、
   休日は不摂生しがちです。夜散歩に出たり、なるべくしています。こんなとき
   ちょっと持ち歩くのが、ライカM3とズミクロンのコンビです。
    F2は現在では平凡なスペックですが、M3の静かなシャッターだと1/5秒でも
   手持ちで可能なので、夜のお散歩には便利です。
   トプコンの58mmF1.4よりシャッタースピードを遅くできるので、実質一眼レフの
   レンズで言えば、F1.0ぐらいの性能ですね。このシャッターの静かさは、M3だけの
   もの(あとせいぜいM2まで)なので、いかに便利になったと言えども、M7は
   あまり興味がないです。便利ならデジカメでいいもの。
   たまたまISO800のフィルム(なんと2001年夏の期限!)があったので、入れて
   散歩に出かけました。防寒コートを着て、首からライカをぶら下げて歩く私は
   威厳にあふれ?道行く人が思わず道をあける(危ない人にしか見えないから避けた
   とも言える(^_^))ほどでした。
    途中結構なお屋敷の門の樹に、月がおぼろに掛かって綺麗だったので、つい
   シャッターを切りました。荒い絵ですが、結構雰囲気は出たと思います。
   この時間でも、美容院では、若い男性美容師が人形相手に熱心にカットの勉強を
   していました。仕事に打ち込む人は美しいですね。今度撮ろう。
   今年もあとわずかです。
   来年もいい写真を撮り続けたいなー。
   
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