ささやか写真館



               題名「目測成功」
  
   

                   エルマー35/3.5

   「減り靴-08」で書いたエルマー3.5cmという戦前のレンズと、
   レンジファィンダーを持たないベッサLとの組み合わせで
   2本ほど撮ってみました
   35mmレンズは28mm以下の広角レンズと比べて、絞っても
   ピントの合う距離が小さいので、いつも被写体との目測を考えながら
   撮影することになります
   それでも日中の撮影ではASA400フィルムなら、充分絞りこめ、
   その幅はまずまず取れるので、はずすことは有りませんが、
   このような室内で、しかも美術館という少し照明が落ちている環境では
   5.6程度にしか絞りこめず、目測に神経を使いました
   上級者の皆さんはどうやって測って居られるのでしょうか?
   私は、やっぱり自分の身長を(被写体までの間に私が何人か
   横たわるのね(^^))基準にしてるみたいです
   この写真はうまくいったと思います
   露出アンダーで(明るさをフォトショップで持ち上げています)
   粒子が粗いのですが、美術館の大理石の床のとろりとした光沢や
   ソファのモケットの質感、床に写り込んだ絵画などに、エルマーの
   良さが出ていると、満足しています
   格安の同時プリントに出したネガから取り込んでいますが
   現像に関しては、悪くなかったと思いました

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