ささやか写真館


2000年3月

題名「おねいさん、ぐー」


                   . ズミクロン50/2

    恒例のマックワールドエキスポ、コンパニオンさんスナップです
   今回は、私が行ったのがウィークデーだったせいか、質・量ともに
   いまいち・・・という感じでした。
   先月ドイツから届いた最初期のズミクロン(沈胴、Lマウント)を
   M3に付けて、もって歩いたのですが、ASA100を入れてしまい
   案外薄暗い幕張メッセでは無理がありました。
   この写真は、比較的明るい場所で撮っていて、ズミクロン特有の
   艶っぽい描写が出ていると思います。特に茶髪がいい感じです。
   ストロボを使いたくない私としては、このレンズは常用になるな
   と感じさせるレンズです。
   
    実はエキスポの後、M3を関東カメラに修理に出したのでした。
   13万円で買ったM3でしたが、巻き上げが時々おかしくなるのと
   ファィンダーが汚いので、思い切って修理に持っていきました。
   見積もりは13万円!シャッター幕交換とファインダ修理があって
   オーバーホールの5万5000円から、これだけ額が上がったのでした
   ライカを買うとき、完璧な20万円以上のものを買うか、程度の悪い
   ものを買って、壊れたら直すか、悩むところですが、ま、1年使えた
   だけ、私は満足しています
   修理期間2か月と言われ、寂しい気持ちで東京を彷徨う私・・・
   ライカが無いとこんなに空虚なのか・・・
   すっかりセンチになった私は、亀仙人師匠のお薦めの中古カメラ店で
   M2に出会ってしまうのでした。
   M3とM2。この2台を所有することは、ライカ道楽の基本といえます
   50mm以上では完璧なM3と35mmのファインダーを持つM2
   どっちがいいか、いつも論議の的になり、結局
   「両方持つのが理想」と言われる、そのM2が目の前にあります
   ファィンダーに上下ずれがありますが、程度はM3よりいいです
   10万5000円という名古屋では見たこともない正札が付いています
   (高すぎるぞ!名古屋のカメラ店は)
   この旅で23万5000円という借金を背負って、私はこれから
   どうなるのでしょうか?

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