ささやか写真館


1999,8月

題名「黴を取ったら・・・」

                           キャノンセレナー100mm
    先輩でライカM2やハッセルを使っている人がいますが
    「キャノンの100mmあげるよ」というので有り難くいただきました
    キャノンのLマウントレンズといえば、そのシャープな描写で
    最近中古価格がへたをするとライカのレンズより高かったりします
    もらったレンズは、びっしりと黴が生え、向こうが見えないくらいでした
    ま、あんまりうまい話はないですね(^_^)
    でも、駄目元で行きつけのカメラ屋に修理を依頼しました
    前は黴除去はほとんど不可能だったそうですが
    最近は9割方の種類の黴は除去できるようになったとか
    「でもね、持ち込まれるレンズのほとんどは残りの1割の黴なんだよね
    あまり期待しないでね」
    期待しないで待っていたら、修理完了の知らせ
    髪の毛ほどの長さと細さの黴が20本ほど残りましたがとりあえず
    見えるようになりました
    ま、これだけ写れば5800円は無駄じゃなかった
    フィルムについてもちょっと書きます
    丁度いつも使うコダックのゴールド100/400が無くて、娘の練習用に
    買っておいたコニカのLV200という、36枚撮りで198円という
    悲しい売り方をされていたフィルムを使ったのですが
    青と緑の発色が大変良いので、感心して、また買いだめしてしまいました
    コニカは「フィルムが永久にただのDPE店」とかでおまけ的に使われて
    どうも振いませんが、このフィルムはいいと思います
    コニカの400以上のフィルムはちょっと昔の高感度フィルムを
    引きずっていて、荒いように思いますが、200はなかなかいいです
    この感度は売っている店が少ないのですが
    「レンズ付きフィルム」は200が標準ですので、生産はしているのです
    安売り店などでたたき売りされていたら、だまされたと思って
    買ってみてはいかがでしょうか?

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