ささやか写真館


 2008年2月


                    題名「寒梅値千金」



                                            EBC FUJINON 55/1.8

  ちょっと大きめの画像で申し訳ありません。
 この「ささやか写真館」が始まりましたのは1996年。インターネットもまだ速度が遅く、電話回線を使ったモデムが
 まだ使われ、精々ISDNがいいところ。ADSLが始まったか?というころですから、ホームページの画像もあまり
 大きなものは申し訳ない、という状況でした。カメラもフィルムスキャナーはともかく、デジカメも30万画素の
 QuickTakeなぞを使っておりましたので、あまり大きい画像自体が無意味だったのです。
 画像データ自体も100KB前後でないと、上からちょっとずつ絵が出てきて、完成まで時間がかかったりして、いらいらしたり
 することもありました。
 まあ今でもWebの画像はそれぐらいにしておくのがマナーですよね。よく素人さんの作ったページなどで、デジカメ画像を
 いきなり載せちゃうもんだから、重くてかなわないものがありますが、一流企業のページでもやたらに重いFlash動画が
 延々と続き、本当にこの会社大丈夫なんだろうか?と悩む時があります。
 扱っている商品が良ければ、ちゃらちゃら飾る必要はないと思うのですけどね。

  私はいつも長辺20cm(72dpi)で保存しております。画像の内容によりますが、大体100KB前後です。
 今回は長辺25cmとし、品質も「7」(Photoshop7)で保存しています。いつもは「5」か「3」ですね。
 40年前のレンズですが、富士フィルムが本気で一眼レフカメラを作っていた時代の名玉、EBC FUJINON 55/1.8で
 開放で撮るとこんなふうに周囲が溶けるようにボケるので、こんな風流な風景を撮るのにいいのですが、最初中央の
 梅の枝だけを強調するために周りをトリミングし、幅20cmにしようと思ったのですが、周りのぼけ方が綺麗だったので、
 そのままにしたくて大きくしました。容量は?120KBか?まああんまりかわらんなぁ。
 今度からこのサイズにしようかと思ったのですが、試しに20cm(「5」)で作ってみると

 

 あんまり変わらんような・・・。いややはり中央の蕾から溶けた雪がこぼれるなまめかしさは大きくないと無理か。
 今後は必要に応じてサイズをかえようかと思います。

 と、言うことで、知らないうちに10周年を軽々とこえ、12年にならんとする「ささやか写真館」ですが、
 これからもお願いいたします。
 50周年の時には盛大にお祝いやるからさ(死んどる(笑))。

  

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