ささやか写真館


2006年10月

               題名「使いたくなる」

 
  Super-Takumar28/3.5

  携帯を換えたのですが、今度の携帯のカメラレンズが妙な所についていて、
 最初慣れませんでした。
 普通レンズって、液晶の裏についてるじゃないですか(現代タメ語(笑))、
 ところがこれは本体の裏に付いてるんですよね。
 撮ろうとすると、つい指でレンズ塞いじゃったりして。
 ところが同じ機種使ってる掲示板で見ると、この機種は液晶を逆に回して
 畳んで、完全にコンパクトデジカメのポジションで撮るといいらしい。
 そういえば、カメラのシャッターに当たる部分にちゃんとボタンがある。
 これで問題が解決したんだけど、何か違和感があるんですね。
 ああ!そうかと何日かして気づいた。
 この撮り方をすると、デジカメと同じ横位置になるんですね。
 トランスフォーマーみたいに、この携帯、完全にコンデジに偽装するんです。
 
  最近デジカメの方にもバッテリーグリップと言うのを買いました。
 銀塩時代にモータードライブと言うのがあり、カメラの下に取り付けて、
 連続撮影を可能にしていました。やがてモードラはカメラ本体に内蔵される
 ようになりましたが、この外部装置を付けると図体がでかくてとり回しが
 大変なのですが、とても安定し、ぶれが少なくなると言う利点がありました。
 デジカメになってからは、当然モードラもありませんが、バッテリーの
 保ちを良くするために、予備バッテリーを仕込んだアクセサリーを下部に
 取り付ける様になりました。これにもう一つの機能があり、それはカメラを
 縦位置にしても、シャッターが自然に切れるよう握りを付け、もう一つの
 シャッターボタンを付けるというものです。こういうものを一般的に
 バッテリーグリップと言います。
 これを付けると腕を変な風にねじらなくても縦位置の写真が撮れるので、
 縦位置写真が多くなります。
 この写真など、横長に倒してある(名古屋弁だとほかってある)幼児用の
 自転車なのですから、普通なら横位置だと思うのですが、なんか上下が
 欲しくて、つい縦位置にしてしまいました。
 結果的に上の芝生と下の枯れ草をフレームに収めることができ、なかなか
 クールな構図になりました。

  思えば昔はハーフ版が縦位置。35mmは横位置で、それぞれになれてる
 人は、ハーフ使いは人物が多く、35mmは風景が多くなったりしました。
 6×6版は正方形で平和だったり。
 デジカメになってからは、普通の携帯は縦位置、デジカメは横位置が普通。
 これも写メとデジカメ写真では文化が違う感じです。
 いつもはどうしても横位置の写真が多いのですが、たまには縦位置もいいな
 と思います。
   
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