ささやか写真館


2006年9月

               題名「ほどほど」

 
                               Sanyo WX310SA

  えーと、先々月の海岸のカップルだったら面白いですが(笑)、
 誰ぞの結婚写真です。「祝福する親族・友人」という方々がいませんでしたので、
 おそらく結婚式場の宣伝写真撮影風景でしょう。
 黒服のおねーさんもスタイリストっぽかったし。

 「まあ、たいした事ないかもだが、話のタネに行ってみるか?」と言う感じで
 今回私が初めて向かった先は、「イタリア村」という怪しげな施設でした。
 「オランダ村(ハウステンボスに進化。現在は閉園。)」
 「スペイン村(経営危ないと言われた時期もあったが、今はどうなん?)」
 など、外国をテーマにした施設は多いですが、ここはもともと
 「あ、作っちゃいましたけど、それほど期待しないでね。」というスタンス
 だということは、まあ名古屋市民も納得ずくです。
 ここはショッピングとイタめしを中心としたテーマパークで、イタリア各地の
 建物と大きなショッピング建物と、名古屋港内の観光船と、村内を走る
 ベネチアのゴンドラ、花馬車という、何だか良く分からない施設なのです。
 入場料こそとりませんが、野次馬を制限するため、500円の買い物券か飲食券を
 買わないと入場出来ない仕組みで、開園当初は買物券しかなかったため、
 「何にも買いたい物がない人はどうすればいいのっ!」と不評でしたが、
 飲食券が出来て、まあこう言う所で500円も飲食に使わない人は珍しいですから
 ま、いいんじゃないかと思います。私ももちろん飲食券です(笑)。
 
  まあ、空虚で変な(札幌時計台、東京タワー、名古屋城、通天閣、守礼門、
 全部そろった「日本村」があるようなもんです。)空間はともかく、
 500円券を何に使おうかと思いました。流石にイタ飯屋ばっかしで(笑)、
 安いのはジェラートとかしか無いかと思っておりましたら、パン屋さんが
 ありました。480円の「海老カツパニーニ」の値札に、「ただいま半額!」の
 札を目ざとく見つけたわたくしは、これとコーヒーで500円オーバー
 (おつりは出ない券ゆえ)という買物をしました。
 「パニーニは焼き上がりに10分かかります。」との事で、
 「じゃ外のベンチで。」といいますと(いい天気の日でした。)
 店員のなかなか綺麗なおねいさんに、
 「出来れば2階席でお願いしていいですか?外だとあたしがお客さんを
  捜しに行かなきゃならないんで。」と言われました。なるほど。
 万博イタリア館をちょっと思い出す2階でコーヒーを飲んで待っておりますと、
 確かに10分かかってパニー二が来ました。
 ぱくっと食べると、あれ?階段を下りて行く彼女を呼び止め、
 「あのー、海老入ってないんですけど。」と言うと、
 「あ、本当ですね。すみません。すぐ取り替えて参ります。」って、
 また10分かかるじゃんよ(汗)。
 でもお詫びにパンくれたから許す(賄賂に弱い体質(笑))。
 でも本当はお代わりのコーヒーが一番欲しかった。
 後は、特設会場みたいなとこでやってた、
 「わんわん大サーカス(10月1日まで)」は、20分程ですが面白かったし、
 ショーの最後に犬たちに触らせてくれたのは良良。
 有料のコンサートもありますが、こういう無料イベントは定期的にある
 みたいです。
 「しょーもな。」という感想を持つのは自由ですが、まそこそこの
 御行楽を堪能させてくれる、ミニミニテーマパークです。
 空間を空虚にしないためには、
 「陽気なイタリア人ガイド」に頼むと、色々都市による建物の違いとか
 教えてくれそうですが、写真ではあまり陽気そうに見えない(汗)。

  私みたいな一人訪問でなく、カップルでしたら、ここに水上バスで渡る
 ブルーボネット(2002年9月参照)を組み合わせるのがおすすめです。
 ブルーボネットはただきれいな花が咲いている庭園ですが、きれいさが
 半端じゃない。
 イタリア村の1800円イタめしバイキングして、ベネチアングラスなど
 鑑賞して(有料)、思い出になんか買って、水上バスでブルーボネットへ。
 花に負けない?彼女の写真とって、また戻って水族館もよし、
 大観覧車で勝手にチューでもすればいいのですわ。もう。

   
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