キョンシーSの
     ピンポンダッシュ!


      ★006 マンガ週刊誌の話でもするか
      (一部NHK朝ドラ)

  先に、一部の方から。今日から「テルテル家族」に変わって「天花」がはじまった。このパソコンの
 辞書で「てんか」と入力すると、「添加」と出る。名代の笹蒲鉾製造所が、「添加」はまずかろう。
 と、言うことはおいといて、主人公の藤沢恵麻がきゃわいいので、とりあえずよしとしよう。
 寂しげな美人で、宮崎あおいが持っている、はかなげな時の表情に似た美しさを持っている。年齢的には
 近い物があるので、国際女優宮崎あおいの様な沢山の表情と演技の引き出しがあるか、楽しみである。
 中越典子のようなダイコンでないといいが・・・。脇役はいいねぇ。お母さんの片平なぎさ、若いとき
 ライバルと青葉城趾で決闘して旦那をゲットしたらしい。すごいねえ。やっぱり武器は鉄の爪?
 伊藤蘭よりはるかに上。浅野ゆう子には勝てんが・・・。じいちゃんの財津一郎もぐー。
 ストーリーは、突然許嫁が現れるという古風なストーリー。許嫁はかっこいいストリートミュージシャンで
 天花一目惚れ・・・。その許嫁の父は癖のある旅の僧(竹中直人)怪しい。許嫁の母は仏教系保育園の園長で
 天花は保育士目指して東京へ?うーん話が出来過ぎか?1回目で、結末が読めるのが、朝ドラとしては
 いいのかも知れない。途中で旦那が死んでしまうドラマよりは。でもどんでんも期待してしまう。許嫁と同じ
 名の千社札をギターに付けていた青年はダミーで、実は本物は内山くんだとか・・・。
 台本は説明的すぎて、「音声入り放送」かと思った。これは第1話だからしかたないのか?ま4月中が
 勝負かな?何しろ私は市川姉妹のファンなので(あの存在感は凄い。全然美人というより「おさかな」なのに
 キュートだ。姉は「Good Luck」でコウの姉をした人ね)友人役として、ガンガン登場してほしい。仙台に
 置いてくなよ。天花については以上。

  本日は久々にマンガを読んで爆笑したので、書きたくなった。私が平生読むマンガ週刊誌は1冊だけである。
 「ビッグコミックスピリッツ」で、「めぞん一刻」の頃から読んでいるので、毎週月曜は必ず読む様に
 している。あとは隔週の「ビッグコミックスペリオール」だけ(これは「あずみ」だけ)。
 「ビッグコミックスピリッツ」いつも有望な新人が登場し、エキサイティングな雑誌だった。
 「美味しんぼ」も面白かったし、相原コージ、吉田戦車といったギャグの歴史を塗り替える新鋭も出る。
 「いい人」「最終兵器彼女」と言った感動作もあったし、スポーツ物でも「PingPong」や「奈緒子」は
 よかったなー。青年誌だからエロもある。エロも半端でない。「冒険しても言い頃」とか江川達也の
 「東京大学物語」なんか半端じゃないエロだった。実は今も1本だけ読んでるエロものがある。恥ずかしい
 ので題名は書かないが(テレビ局の・・・ぁ)
 今「ビッグコミックスピリッツ」でかかさず読んでいるのは
 1.気まぐれコンセプト(ホイチョイプロダクションのロングセラー。広告界の内幕がおもしろい)
 2.美味しんぼ(ほとんど惰性)
 3.ギャラリーフェイク(美術物でこんなに面白く、長く続くとは・・・。)
 4.日露戦争物語(あのエロの巨匠江川達也の新境地。このひと「コロコロコミック」で「うんぽこ」という
  アンチドラえもんを書いておろされた巨匠です。この人が、大まじめに明治以後の日本軍国史を書き始めた。
  最近の「自虐史観はいかん。日本人はもっと誇りを持たねば。」的な逆切れ史観の戦争やりたいバカとは
  一線を画している。彼は軍事オタクらしいので、戦の様子は微にいり細にいりだが、少なくとも日本人だけ
  でなく、朝鮮人も中国人も描ききっている。こういう企画には、日本の過去を正当化しようとするバカが
  嘘で固めた資料を持ち込んできて、(脅迫的に?)わけのわからんネオコンを製造してしまう事があるが、
  (T田A恒とか)あの「東京大学物語」で、究極のエロを貫いた江川達也は、最後まで明治以後の日本を
  客観的に描ききる物と信じています。少なくとも同じ東大でも、戦争やりたいバカに踊らされて、ピエロに
  なってる事に気付かず、文化人気取りの一直線バカとは、根性が違うと信じています。)

 そんなところか。新連載は第1話で決める。ここんとこ面白い作品が無かったが、今週号で題名は忘れたが
 爆笑ものがあった。父が事業に失敗し、一家離散。主人公は名門女子校を辞め、借金取りに売り飛ばされ
 そうになる直前、「女子校制服フェチ」という最悪の弁護士に救われるという始まりだった。
 以前にも、なんとかという漫画家(H兼とかいう奴だったか?)が似たようなストーリーを書いていて、
 別に家族は財産失っても負債は負わないですむ方法はあるはずだがなあと、このセンセイの法律無知さに
 驚いたが、今回は結構法律を勉強した人らしく、面白そう。一時悪質なスピード違反取り締まりと戦う話が
 あったが、あんな感じの権力・暴力と頭で戦うストーリーになると楽しみだ。
 なぜ、この作品に興味を持ったのかというと、絵が好みというのもあったが、何しろあまりの爆笑で
 立ち読み(駅近くのコンビニで。電車出発の時間まで大急ぎでひいきの作品を読むだけ)してたら、座り込み
 そうになった。
 だって、財産と名門女子高生の身分と、家を失ったけど負けない元気な脳天気娘の名前、「亀井 静」
 おそらく、こいつに絡んでくるオタク弁護士の名前、「野中 弘務」
 これから、でてくるサブキャラの名が楽しみで楽しみで・・・。題名忘れましたが、次週も読んでみよう。