キョンシーSの
     ピンポンダッシュ!


      ★003 吉野家定点観測。
 

 ☆松屋が「牛ごぼう飯」みそ汁付き380円を発売。最近の牛肉メニューは、これといい、「牛鉄鍋御膳」
  といい、全体に占める牛肉の面積比をいかに小さくするかに腐心しているように思える。丼の2/3が
  牛肉(もうちょっと少ないかな?)あと千切りのキンピラ風ゴボウ。温泉玉子。まあ結構でした。
  同じ380円だと「牛鉄鍋御膳」の勝ちかな?ところで、名古屋地区限定だそうだが、松屋のみそ汁が
  赤だしになった。悪くはないが、以前から50円の吉野家のみそ汁より、おまけの松屋のみそ汁の方が
  美味しいと感じていた私には、余計な事だ。赤だしって大抵の店の昼定食につくし、名古屋は日常が
  赤だしだぞ。なんで松屋でわざわざ赤だし?名古屋限定?また馬鹿総研の入れ知恵か?そんなもんで
  客が増えるわけがなかろう。第一、カレーに合わないぞ。
 ☆6月は「毎月何かが安い」がなかったけど。取りあえず7/1から「牛カレー丼」スタート。味は少し改善か?
  ま、見た目なつかしい牛平切り肉が乗っていて感激。カレーにしちゃうとあまり味は判らないが、まあ
  ルウに溶けだして、全体の味が向上したと考えたい。290円は○。ま、私は松屋の290円をとりたいが。
  同時に、限定された店で「牛鉄鍋御膳」380円で登場。昔の並盛位の量の牛肉と、うどん。その他焼き豆腐
  椎茸等の具が割り下で煮込んであり、ご飯と生卵付き。生卵が苦手な人にはとじてくれるらしい。
  まあちゃんとした牛肉が使ってあり、この値段ならいいと思う。もともと牛丼とは、牛鍋の具を汁ごと
  丼にぶっかけたのが始まりらしいから、起源に戻ったというわけか。最後は熱い鉄鍋の両端を紙ナプキンで
  掴んで、残ったご飯の上にひっくり返すわけね。
  こうなると、豚丼が少し高く感じるなあ。いつまで320円続けるねん。吉野家のHPにある「吉ブーWeb」は
  なかなか面白いが。あと言語を中国語にするのも、なかなか趣がある。
 ☆ところで、明日(19日)までのキャンペーンで、「生玉子またはみそ汁無料券」と言うのを配ってまして、
  これは考えたね。20日から使えるわけなんだ。「宴の後」現象回避というわけなんだろう。客からすれば
  「あーまだ50円引きが続いてるー。」ってわけで後ひくしね。本当は原価50円以下なんだが。
 ☆吉野家、「毎月何かが安い」キャンペーン。行って来ました。新しいメニューで「角煮きのこ丼」通常380円
  と言うのを食べた。細切りの角煮ときのこが結構沢山乗っていて、八角の香りもちゃんとするつゆが上手い。
  これ330円なら、いいぞ。新メニューで一番のお勧めかも。
 ☆松屋が勝負に出た!「値下げ断行!豚めし290円」だ。ま、「すき家」とかはずっとそれ位を維持してたから
  (でも、私だけ?すき家の丼、微妙に小さいように思う)、松屋もならったのだろうが、「あっさり鶏カレー」
  と並んで、2つも200円台をもって来たのは偉い!ありがたや、ありがたや。対する吉野屋は5/13〜5/19に
  全丼50円引き。豚丼並270円で食べられるが、50円引きとなると、焼き鳥丼、鮭いくら丼などが400 円で
  食べられるのも大きいなあ。ちょっと贅沢したい日にはこっちかな?豚めしvs.豚丼は+20円でみそ汁が
  ついてる松屋の判定勝ち?(個人的には豚丼の方が好きだが)
 ☆吉野家、「毎月何かが安い」キャンペーン開始!
  吉野家、やっぱり大赤字のようですね。そのせいか、こういう手で来ました。第1回は、この前と一緒の
  「並盛250円」。行って見ましたが、心なしか豚肉の厚みが増したのは気のせい?
  前は牛丼の肉の薄さだったのですが、こっちの方がおいしい。もうずっと280円位でいったら?
  と思いました。いっぺん「すきや」とか「なか卯」とかも行って見たいものですが、暇がない。
 ☆松屋、ついに渾身の逆襲!
  なにかと、吉野家の後塵を拝してきた松屋が動いた。しかも3面作戦だ。
  1.牛丼復活…豪州産を確保できたのか、並み盛りだけ3/10から復活!その日の予定数を終わると
         中止のようです。もっとも行きつけの店では、7時過ぎてもまだあった。
         やはり390円という価格がいまいち話題性をそいでいるのかも。
  2.I love 豚めしキャンペーン…3倍食べると並1杯サービス。かつて吉野家がやって、松屋には
         出来なかったかなり無謀なキャンペーンが登場だ。
  3.あっさり鶏カレー290円…松屋のカレーは元々結構好きで、390円でも吉野家カレー丼より
         勝ってる(みそ汁付きだし)気がしたが、290円はお勧めだ。
  とうとうやる気出してくれた、松屋がんばれ!!吉野屋が豚丼でしのぐ守りに入った今がチャンスだ。
  やっぱり、200 円台めしは、わしら貧乏人の宝じゃ。
 ☆なんと、突如3/11〜3/15 「豚丼」並250円セール開始!しかもその期間従来のメニュー中止。
  社内の抗争に一定の終止符が打たれたようだ。
  私の推測だが、寸胴鍋一つでやってきた吉野屋に、「牛肉が入らない今がピンチの様で実はチャンスです。
  多メニュー化。高価格化展開に切り替えましょう!」とたきつけたのは、おそらく外部の○○総研とか
  シンクタンクとかいう寄生虫のようなコンサルタントではないかと思う。不良債権沢山作って公的資金注入
  してもらってるくせに、中小企業から詐欺まがいの貸し剥がしをしてる某銀行系の××総研の奴とかが
  偉そうにテレビに出て日本経済の見通しとかを喋っているのを見ると、
  「をいをい、まず親会社何とかしてからそういう口を叩きたまい。」っていいたくなるよね?
  シンクタンクって流し台のゴミを溜める所でしょ?そのとおりの名だね。
  私も経営コンサルタント会社つくろかな。「SMAC」なんてどう?
  「ストロー マーケティング アナリシス カンパニー」の略ね。溺れる者がつかむ藁か、長者様になれる
  藁か・・・。そいつはやってみてのお楽しみですぜ。旦那。てわけ。あ、脱線した。
  そんでもって「社長、ここは後追いでかっこ悪くても、豚丼ひとすじ低価格でいきましょう。それが
  吉野家じゃありやせんか。」と忠臣達が必死で起動修正中と見た。ダメ高新メニューの売れ行き不振と、
  アンテナ店での豚丼人気に、社長も目が覚めた、というところでは?真相知っている人いないかな?
  そのうちDIMEとかで暴露されるでしょう。
  さっそく行ったです。ベルーシ氏の同志Mr.スペックの母校M大近くのS店。笑ったね。地下鉄の通路から
  階段登る前からもう吉野家の匂いが立ちこめてんの。上り階段をスキップで上がったさ。
  万感の思いを込めて、久しぶりに「並つゆだく」と言った。そしたら、「つゆだくだと辛目になりますが
  よろしいでしょうか?」と店員さんがのたまった。そうか、牛丼よりつゆが辛目なのね。持ってきて
  「つゆが足りなかったら言ってください。」だと。そんなこと初めて言われた。なんか店員の意気込みが
  伝わって来た。出てきたのは、アンテナ店で食べたのよりちょっと雑かな?という仕上がりだったが、
  250円で文句を言ってはいかん。さあ、16日以後、320円に戻るかお楽しみ。300円で手を打とうぜ。
  (3/11更新)

 ☆吉野屋はついに全店で「豚丼」を展開。320円に値上げは残念だが、取りあえずまた吉野屋に行く
  理由が出来た。(3/9更新)
  現在までに、「カレー丼」、「鮭イクラ丼」、「焼き鳥丼」、そしてふふふ「豚丼」を食了。

 1 カレー丼・・・ザ・イエローモンキーのボーカル、吉井和哉氏(イエモンは休止中。かれは
          ヨシイ・ロビンソンとしてソロ活動中)は「聞きカレー」の達人として知られる。
          彼は一口食べただけで、何社の何というカレールーかを、ぴたりと当てる。
          私は吉野家のカレー丼は「ハウスインドカレー業務用」だと思う。
          給食の味。学食の味。社食の味。要するにあまりにも平凡。「まずい」と
          言う人がいても、私は特に反対しない。これをメインにして牛丼の留守居役として
          戦うなら、もっと「うまいっ!」と言える味か、290円という価格で勝負すべき。
          この味では、吉野家は牛丼復活を案外早い時期と見ているのではないかと、考えて
          しまった。つまり出来合のルーでごまかしている感じなのだ。
          「スパイシーなのにまろやか」とか、たわけた幟をだしているが、スパイシーでも
          なく、まろやかと言うか、なるい感じ。肉もほとんど無し。
          並み盛350円は量少なし。松屋カレー390円みそ汁付きの圧倒的勝利。

 2 鮭イクラ丼・・吉野家の法則。450円ものは美味い。飯の半分は鮭フレークで埋まり、半分は
          イクラで埋まり。鮭もイクラも大好きなので、文句はない。でもわたしゃ
          毎朝鮭フレークのおにぎり食べてる。自分でご飯を炊いて(5kg1980円の無洗米
          不味いんだ、これが)ラップに海苔しいて塩振って、ご飯140g入れてフレークを
          かけて。ラップごと握ってくるくるっと閉めて。これを冷凍しといて、朝レンジで
          3分。途中の乗換駅のベンチで食べるのさ。あんまり朝飯早いと腹へるからね。
          糖尿にはいいかも(ちなみに前に私が「糖尿」と書いたので、私とベルーシ氏は
          同一人物ではないかと言う説が巷間に流布したようだが、間違い。私と彼は
          糖尿治療中の病院で出会った。人生に絶望した私を慰めてくれたのが彼だった)
          だから、美味しいけど450円出して食べる気にはならないなあ。
          下が白飯なのも、なんだかなあ、である。結局素材の味しかしないんだもん。

 3 焼き鳥丼・・・吉野家の法則。450円ものは美味い。これはいい。炭焼き風の、しっかり味が
          ついた焼き鳥が11切れ(僕が食べた時調べ)上に半熟卵。半熟卵は60円だから
          まあ安いかな?これ置いてある店なら、撰んでいいと思う。鶏インフルエンザで
          ちょっと躓いた感があるが、あのウィルスは加熱すればいいそうなので、これは
          おすすめ。問題は値段だよね。400円までにして欲しかった。

 4 豚丼・・・・・今のところ超レアアイテム。「当店のみのメニュー」と書いてあった。
          おそらく対抗牛丼店の280円豚丼の評判に我慢できず、一部アンテナショップで
          出してみました。という感じか。290円。
          味は吉牛のたれにショウガを少したして豚臭さをけしたか。タマネギ以外に
          ささがきゴボウが入っている。松屋の豚めしより数段美味いです。
          正直言って、私はカレー丼のあまりの出来に(キャンプのカレーの味、しかも
          失敗した班の(笑))
          「ひょっとして、僕は生まれて初めて食べたのが吉野家の牛丼だったから、
          それをスタンダードに、牛丼のうまいまずいを決めてたかな?もう食べられない
          吉牛って、実はそれほど美味くなかったんじゃ・・・。」と考えてしまいました。
          でも、それは嬉しい間違いだった。豚丼、美味かったです。290円ありがたいです
          遅れをとった事など気にせずに、一刻も早く全店展開してくれ。
          カレー丼など早く引っ込めて、これと焼き鳥丼で留守居役は万全だ。

 あと、「マーボ丼」と「豚キムチ丼」が残っている。「マーボ丼」なんか食べる気がせず、今に至る。
 「豚キムチ丼」は450円という価格なので、きっと美味いはず。吉野家の新メニューは店によって
 違うので、なかなか観測は大変です。「豚丼」の出来で、前回の「吉野家は負ける」という予言は
 外れるかも。はずれてほしいなあ。