ナゴヤからの手紙
 
2018年7月
「ある暑い日に…初めての…」

本文中にしていない限りiPhone7plus
この夏、大変嬉しい知らせがありました。
私が長年リスペクトしてきた漫画家”らぐほのえりか”先生が単行本
「ちかのこ」の第3巻発売を記念して、なんと東京、大阪、名古屋で
サイン会をして下さるというのです!
関東在住の先生は、秋葉原等でのサイン会は昔からやっておられたのですが、その他の町ではかつて大阪で一回されただけ。
名古屋は初めてとのことでした。
以前から名古屋在住のファンたちで、
「是非一度名古屋に!」と熱いラブコールを送ってきたのが、ようやく
実現し、感激しました。

まずは7/7。夜勤明けのまま大須へ。
この日はTwitterで知り合った友人と二人で並びました。
サイン会引換券が貰えなかったら一生後悔する。とばかり、
チキンな二人は八時半から並びましたとさ。開店は11時だけどね(笑)。
結果は…。10時半頃までだれも来ませんでした(笑)。
まあこういうのもいい思い出…。

無事”ちかのこ3巻特装版”とともにゲットした引換券。
撮影しておくのを忘れたので、友人の撮ったものをいただきました。
これでこの日は解散であります。

さていよいよサイン会当日への準備でありますが、
例によって形から入る私は、らぐほのえりか先生がかつて描いてTwitterに
アップしてくださった作品のなかからお気に入りの画像をピックアップ。
登場人物は可愛い少女たちなのですが、私はちょっと変わった画像が好き。
左側は当日持って行くトートバッグ(その実体は業務スーパーで貰った
買い物袋)に貼り、右の大好きな”黒チカ”の図案。
これはこのコラムを前から読んでおられる方は覚えておられるかも
しれませんが、かつてスマホケースのカードホルダに入れていたもの。
米原駅でスマホを落とし、特徴を聞かれた時に”CHIKAってかいてある
黒いシルエットの絵が…”と説明したら、
”あーはいはい届いてます”とすぐわかったという(笑)。
こちらはTシャツに貼ろうと思ったのですが、巨乳な私では(笑)
平面性が保てないので、ジャケットの胸に貼りました。
当日は極暑の日でしたが、会場は冷房効いてるだろうと。

だいたい大きなイベントの朝は吉牛と決めている私ですが、
それは7/7にやっちゃったので(笑)、今回は前夜からカレーを仕込み
(家族へのまかないもあり)、朝からご飯を炊きました。
ここんとこ暑さでご無沙汰してるミニきゃん△様に購入したメスティン
というスウェーデン製の飯盒。スウェーデン兵士はこれで何を炊くのか?
やっぱりシチューか?などと思いながら1合炊きにちょうどいい、
このアルミ製飯盒を購入したのです。

まあ、こういう外観の飯盒で、2000円くらいしかしないので、
躊躇なくAmazonでポチしました。この飯盒には相棒があって

エスビットという折りたたみ式の携帯燃料用五徳。
畳むと厚めの名刺ケースくらいの大きさ。これヤフオクで落札したのですが、
新品の類似品(パチモン)が、5-600円で売っているので、
この本物のドイツ軍払い下げ品(西ドイツ製とありますね。
ベルリンの壁崩壊前ですぜ)もそんなに高くなく、即決価格750円でゲット。
固形燃料は近くのホームセンターで25g(これが米1合炊くには丁度いい)が
24個入りで480円。
まあご飯炊くのに20円って電気釜の電気代くらいかなと思います。

こんな感じで固形燃料が消えたら、蒸らしも終わりで、銀シャリ出来上がり。
今の食生活で1合を一食で食べることはないのですが、これだとなぜか
食べてしまう(いかん!)。まあ丼めしくらいですね。
気合いを入れる朝という事で…。

キャンプっぽく直にカレーをかける。
今回はナスの夏カレー。旨い!

これが完成したトーットバッグ(笑)。
口が開かない様に袋閉じ道具で止めるところが主婦の知恵(笑)。
さりげなく5月の新歓のバッジもアピール(笑)。

黒いスタッフジャンパーの胸にも貼って準備万端。
これはもちろん持って行って直前に着ます。

待ち合わせ時間のちょっと前に大須について、第一アメ横ビル2階の休憩所で
クールダウン。流れる汗でビタビタになったTシャツを、丁度人がいなかった
ので、さっさと着替える。制汗スプレーやブレスケアも用意。

友人と合流して、無事引換券を参加券に交換。実は当日券もあった様で、
7日に並んだのは、なんだったんだ?と思いましたが、やはりこの行事への
我らの意気込みとご理解いただきたい(笑)。
当日の告知をTwitterで目にして、当日券が残っているかハラハラしながら、
他県から電車を乗り継いで駆けつけた方も多かった様で、余裕で参加した
我々は幸せ者です。

サイン会開始まで近くの喫茶店でさらにクールダウン。
本当に記録的な猛暑のさなかでした。
東京から大阪に泊まって名古屋いりした先生たちも
「名古屋が一番暑い!」とおっしゃってました(笑)。

サイン会は撮影禁止ですが、開始前にちょっと撮影。
実は私も撮ったのですが、私の位置からだとうまく見渡せなかったので、
友人に画像をいただきました。
係りの人が”それではご着席ください”といったとき、会場がどよめきました。
椅子がなかったから(笑)。
前日の大阪の写真では椅子があったと思ったので、これは驚きました。
つまり膝の悪い私には最悪のロケーションに。
幸い比較的前の方だったので、サインを頂いた後は、壁際にたたせて
いただく事に。
参加者は70名程。会場一杯でした。会場はついたてで仕切られており、
全部使えば200人くらい入れそうな感じ?
「今度はもっと大きくなって名古屋に戻ってきます」と先生は挨拶されて
いましたが、そういう大規模なサイン会は流れ作業の様にサインだけし、
会話は禁止。ファンもサイン貰ったらさっさと帰るものらしいです。
ほぼ全員が最後の先生達の挨拶まで残っていた事に、びっくりされて
おられましたが、それだけこの毎日Twitterで連載された(今は不定期)作品の
作者の性格やライフスタイルをぶつける様な4コマ漫画を皆が愛しているから
だと思います。
私は密かにこの漫画は新聞連載などすれば、日本のピーナツブックス※に
なり得るものだと思っています。
そういうわけで、ファンとしてはビッグになって欲しいと思う反面、遠くに
行かないで欲しいという相反する気持ちを抱いてしまいます。

※チャーリーブラウンとスヌーピーをはじめとするキャラクターの、世界中で
今も愛されている漫画。作者のチャールズ・M・シュルツが1950年から、亡くなる翌日の2000年2/13まで約50年間、毎日連載を続けた。
日本では詩人谷川俊太郎による対訳で、受験時代にお世話になった人も多い。

無事サインをいただきました。先生は優しそうな素敵な女性でした。
相方の赤帽先生は穏やかだけど熱い方で、このお二人が伝説の壁サークル
※”らぐほ”の中心だったのですね。今年は秋からサークル活動も再開とのこと。
ぜひ来年の新歓は参加していただきたいです。
赤帽先生からは思いがけず、私がpixivに投稿したチャットストーリー
けいおん!「律と紬がアイスクリーム屋にて」 - pixiv chatstory(ピクシブ チャットストーリー)
をお褒めいただき、舞い上がる思いでした。
このチャットストーリーは、大げさでなく、文学の新しい形態だと思っているので、是非これからも書いて行きたいと思っています。

※広大なコミケ会場で、長蛇の買い物列をさばくため、有名サークルは
あらかじめ、周囲に配置される。これが”壁”とか”シャッター前”等の語源で、
参加サークルが、いつかは…と夢見る同人誌サークルの頂点である。
らぐほのえりか先生は、この頂点からあえて新人として、
商業漫画界に飛び込んで、成功しつつあることがすごいと思う。


先生が、会場のお店に残して下さった色紙(公式より)。
ささっとこれだけの色紙が描けるのがプロの漫画家というものでしょう。
今はもちろんデジタル入稿の先生ですが、ベースに手書きの技術のあることの
大切さを、会場でもおっしゃってました。

当日夜のtwitter。その日のうちに戻られた先生たちですが、
天むすは食べていただけた様です(笑)。

帰りに”毎回カブで来られるベルーシさんですか?”と声をかけられました。
お顔に見覚えがありましたが、とよさと軽音楽甲子園の主催者側の方でした。
東京の帰りに立ち寄られたとか。
こういうの嬉しいですね。
今年も行きますよ!

友人と別れて、栄久屋公園の
「オクトーバーフェスト名古屋」でビールを軽く。
猛暑のため今年はこの一回だけでしたが、お気に入りの修道院ビールを
堪能しました。
本場ドイツでの10月のビールの祭典まで、日本全国を廻るこの催しですが、
この一杯が1100円なのが高いと思う方は、一度行ってみてきださい。
居酒屋280円の
「とりあえず生中」とは別物であることがわかります(笑)。

そのままおとなしく地下鉄矢場町から帰ればいいものを、例年の
比較的涼しい7月の夕方のつもりで、丸の内まで歩く(定期使える)ことに
して、熱中症を体験。無料でミニ缶を配ってた三ツ矢サイダーに救われた。
帰って翌日から結構きつかったです。今年の夏は特別でした。

頭ぼーっとして、道に迷ったりしたりしましたが、なんとか帰宅。
オクトーバーフェストで、ビール代が精一杯で、旨そうなソーセージを
横目で見て帰ってきたので、途中で、涼みがてらよったファミマで、
Tポイントでジャンボフランク食ったという。

今回のオチとしては、熱中病でも食い意地と、妙な計算高さは衰えなかった
という点ですかね(笑)。


。日常コラムINDEXに戻る
https://t.co/uDsAyLprtz?ssr=true../NichijouColumn/D7BE2CD9-278E-479F-9E31-92F79F8B2D11.htmlshapeimage_2_link_0shapeimage_2_link_1