ナゴヤからの手紙
 
2016年2月
 
「駄菓子だがしかし」
 
         今回も全てiPhone6の写真です。
 
今季のアニメも中間点を過ぎ、途中で見るのを止めた物もありますが、今季は
なかなかいい作品があります。
まあそのへんは「ヤドカリ」の方でお話するといたしましょう。
前評判が上々。という作品は原作の漫画やラノベが人気というのが多く、まあ
こういうのはハズレがないのですが、今季は特に期待されていた作品が多く
ありました。
 
その中でも、マンガ連載当時から大変人気で、単行本も良く売れているらしい
ですが、テーマが非常に珍しい作品が、この
「だがしかし」です。
 
                 資料映像
 
私は原作を読んでないのですが、まずはどうしても女性キャラに注目して
しまいました。
「目玉が小さい!」
一般的にアニメの女性キャラは、手塚治虫以来の縦に大きな目。中に星と
いうのが定番で、目玉が小さく、白目の部分が多いキャラというのは大抵悪役
と相場が決まっております。しかもこの作品の女性
「目が寄っている!」
それでいてなんとも言えず可愛い。ヒロインの枝垂 ほたる(大会社令嬢で
主人公の父をスカウトするため主人公に駄菓子屋を継がせようと画策)と、
主人公の幼なじみ遠藤 サヤ(主人公の事が好き。昔の遊びの天才)とも、
とても魅力的です。特にほたるの、ツンデレのようでいてボケたおすキャラは
新しく、毎回楽しみにしています。特別番組で一度お休みになった週などは
一週間暗かったほど。
 
「だがしかし」は以前からネットでは、よく使われていた言葉でした。
前半の文脈を否定する”だが”を強調するための使い方ですが、
これが駄菓子とかかることを見つけた作者は、きっと膝を打ったに違いあり
ません。これをみつけてから、駄菓子の話を書こうと思ったんじゃないかと
勘ぐりたくなる程。
題名が付いた時点で、成功が約束された作品とは、こういうものを
言うのでしょう。
 
まあお話もキャラも満足なのですが、それより毎回登場する駄菓子の数々。
これがたまらないのです。
子供の頃、駄菓子屋に通った経験のない人は少ないのではないかと思いますが
今の子供達は、そもそも駄菓子屋がないらしい。
「触ったら買わなかんよ」とか、無茶をいうババアがいるお店に、学校終わる
と、その日の小遣い10円を握りしめて通ったものです。
一学年一クラスしかない学校で、学区に駄菓子屋が三軒くらいありました。
学校から帰ると母親が用意してくれているおやつが、芋かトウモロコシの
ふかしたのだった時代では、駄菓子は貴重でした。
 
最近はコンビニや100均にも駄菓子があり、昔ながらの駄菓子屋は本当に
少なくなりました。店主が老齢化し、跡を継ぐ人もいないので、廃業という
のが多い様です。
代わりに、新規でチェーン店みたいな駄菓子屋も出来始めています。
倉庫みたいな広いフロアに、所狭しと駄菓子を並べて、かごに入れて後で
清算。という駄菓子スーパー的な店です。
家の近所にも2軒あり、このアニメが始まってから、良く行く様になりました
放送で紹介された駄菓子が食べたくなるのです。
幸い駄菓子は単価が10円(表題写真のうまい棒が代表)〜30円と安価で
値段が安い分量が少なく、結果カロリーも低い。と言うメリットがあり、
うっかりハッピーターンの250くらいの袋入りを買うと、個包装にも拘らず
全部食べるまで止まらない私は、お菓子が食べたいときは駄菓子にしています
では本日のラインナップ
 
 
麩菓子。なんか黒糖の香りが好き。
 
 
のしいか太郎。のしいか大好きなのですが、最近なかなか売ってません。
この製品は、他の太郎シリーズと同じく魚のすり身系の原料で、いかは
使ってません。昔も、のしいかは高くて、映画館でしか買ってもらえません
でしたが、30円でいかは無理でしょう。
本物ののしいかよりすっぱいですが、大きいので満足出来ます。
 
 
朝の!ラスク屋さん太郎。なんでも太郎ですね。これは魚ではないです。
普通のラスクですが、なんとも言えず美味しいので、一回買ってファンに
なりました。値段もカロリーも高め。
 
 
お好み焼きせんべい。特にへんてつもないせんべいと、小さなソースが
入ってました。
 
 
ビッグカツ。数あるカツ系の中でもひときわ大きい。この手は一個は買いたく
なります。
 
 
なまいきビール。これは”だがしかし”で知った。タブレットを2錠水に投入する
と、バブの様に泡が出て、ビールみたいになる。面白いけど後に必ず錠剤が
残ってるんですね。
 
 
さくらんぼ。名古屋が生産地のお菓子。ゼリーでも求肥でもない、
独特の食感。値上げせずに粒の数が減った。
 
 
ソースせんべい。復刻版だそうだが、知らなかった。薄くて味も薄いせんべい
に、ソースを塗って食べる。従ってソースの味。割れてた(涙)。
 
 
クリケット。これは懐かしい。松永のしるこサンドと同じ位懐かしい。
「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー」は
「てなもんや三度笠」で藤田まことの演じるあんかけの時次郎のせりふ。
小粒なクリケットは、相棒の珍念坊主(白木みのる)が宣伝してたなあ。
栗の形をしたビスケット。栗の味はしない。
 
 
太郎シリーズから。”けいおん!!”で、お嬢様の琴吹紬が、初めて駄菓子屋に
行って”まあ!鰻が10円!これって価格破壊?”と行ってましたなあ。
これと焼肉さん太郎の味の違いは未だに良く判らない。
 
 
ポテトフライ。だがしかしでも紹介されていたが、案外の本格派である。
値段もカロリーも高めですが、無性にポテチが食べたくなって一袋食べて
しまうよりは、はるかにまし。本当に美味しく出来ていておすすめ。
 
 
ヨーグレット。今週のだがしかしで紹介されていた。製薬工場とラインが
同じため、トローチと同じ包装。駄菓子に反対な教育ママも、ビフィズス菌
カルシウムには文句が言えない。と、だがしかしでほたるが力説していました
が、”明治製菓(現在は株式会社明治)”というブランドも大きいだろう。
6錠入りのシートが3枚入って、100円する。
今回行った駄菓子屋さんでは売り切れでした。だがしかしの影響かと思い
ますが、2件の駄菓子屋さんとも、ブームが来ている事には一向に無頓着の
様。いついっても客が沢山居ますので、あまりブームとか気にしてない
みたい。
 
 
ぶためんが駄菓子屋で在庫切れなのは、アニメのせいかもしれません。
ダイソーで2個100円なので、一個70円で買えない事は、特に気になりません
ヨーグレットもダイソーで買いました。
やっぱりでっかい所には勝てないということでしょうかね。