ナゴヤからの手紙
 
2017年9月
 
「瀬戸際の私が」
 
        今回もiPhone7plusです。8もXも要らないやい(笑)
 
また愛知県瀬戸市の「瀬戸もの祭」に行ってきました。
ちょうど梅雨の頃でしょうか?
うちのカレー皿。と言ってもいろんな料理に使いましたが、ずーっと昔に
名古屋市農業センターの、確か”しだれ梅まつり”の露店で購入した
4色のカレー皿。もう10年くらい使ったでしょうか?
これの3枚目が割れてしまい、最後の一枚になったので、100均で
買おうかと思ったのですが、どうも白一色は味気ない。
スーパー等で時々開催される陶器市なんかで、ちょっといいなあと思うと、
一枚1000円とか2000円とかするんですよね。で、
「あ!そうだ、瀬戸もの祭へ行こう!」と思いついた次第。
昨年はさんま皿を買いましたが、今年はカレー皿を。
というわけです。
 
 
こちらが、最後に残った一枚。
この大胆な意匠。よくあのころ買ったな。と思いますが、仕事で挫折して、
どん底の時期だったと思いますので(今でも別に浮上しちゃいませんが
(笑))、せめて食器ぐらい明るいのを…と思ったのでは?と
当時の自分の心情を推察いたします。
 
さて、仕事が半日だった日に、名古屋市北区から、愛知県瀬戸市に、
カブで出かけました。
まあナゴヤ人ですので、瀬戸への道筋は、大体頭にあるのですが、今回
GoogleMapさんにお任せしようと思いました。
カブのハンドルに取り付けたiPhoneからbluetoothで音声をヘルメット内の
スピーカーに送り、案内通りに行こうというわけです。
私はカーナビの付いた車を運転したことがありません。
すでに知多半島ぐるり旅(テレビ番組のタイトルのごたる(笑))で
体験済みですが、あれは本当に知らない道を案内してもらいました。
今度はある程度土地勘のある目的地なので、
「そう来たか!」という楽しみがありました。
一般のカーナビでもそうなのかもしれませんが、GoogleMapさん
(以下ぐーまさん(笑))、あ、さんづけなのは女声だからです。
ぐーまさんの傾向をまとめますと、
1.1分でも早く着かせることにかけている。
2.そのため、渋滞のあるなしまで情報収集しているかは定かでは
ありませんが、とにかく信号のない道を選ぶ。どんな細い道でも平気。
3.道間違えると、怒ったりしないで、そこからの最短距離を淡々と示す。
できた娘(こ)だ…。
 
結果、庄内川の土手道を延々と進み、途中で道が切れたり、一通になったり
すると、さっと別の道へ、でまた戻る。の繰り返し。
勉強になりました。
 
 
で、無事到着。もう街をあげてのイベントで、ちょうど各地の夏祭りが
終わったシーズンなのか、近隣のテキ屋さん大集合の、
こんなに沢山の屋台、見たことない!という規模でした。
しかし、これだけ屋台があっても、あんず飴なし(涙)。
やっぱり関東との文化圏の差でしょうねえ。
 
 
さっそく瀬戸物の露店を見て回りますが、いいな!と思うと、やっぱり
結構高い。
いわゆる作家ものが高いのは当然ですが、窯ものもやっぱりいいなあと
思うと高い。問屋さんの在庫放出的なものが狙い目ですが、
ちょっといい柄のは高い。複数の露店で目立った”軽量陶器”と銘打った
レンコン柄の皿が、ちょっと気に入りました。他のお客さんの中にも、
”レンコンの、いいわね”という声も。ただ400円なんだよねえ。
結局、なぜか来ていた、岐阜県関市の刃物市でごく薄刃のパン切りナイフを
買ったのが、最初の買い物でした。
 
 
陶器開館とかいうビルの前に、瀬戸市内の小学校、中学校の陶芸部の作品が
販売されていました。さすが瀬戸市。
中にこんなのが、さすが藤井四段のお膝元!
ただ、瀬戸市学校の最高峰(の最高峰は隣町長久手市の愛知県立芸術大学
陶芸専攻でしょうが)、瀬戸窯業高校は、明日が本番らしく、設営中だった
のが残念でした。高校生の作品だと、本当に実用的なものも買えたかと
思うと…。
 
 
昨年も行った”とり安”さんという鶏肉専門店で休憩。
昨年瀬戸窯業OGの女性が、友達に、”もう学校の帰りに毎日行ってた!”と
懐かしがっていた店です。
 
 
昨年買えなかった名物のおいなりさんと、焼き鳥をいただく。
大変結構でした。
 
 
で、結局陶器会館(名前うろ覚え(汗))の売店で、
”半額700円→350円”のセール品で、しかも
”全品10%OFF”と、とんでもないことになっていたお皿を買いました。
 
 
赤、青二色。本当は緑のもあったそうで、別の売店まで探しに行って
くれましたが、売り切れでした。
2枚づつ購入。4枚で約1260円は予算範囲内でありがたい。
しかも外の露店と違い、カードで支払えたのも大きいです。
 
 
帰りに行きつけの
「上海家庭大雲呑」で、料理を盛り付けていただきました。
上が、エビブロッコリー。下が豚キムチ。
赤皿を肉に合わせるかと思いましたが、流石に料理人の感性は鋭い。
正解です。
ちなみに絶品の大雲呑が売りの店ですが、流石にお客さんのリクエストで、
他の料理も徐々に始めていますが、ここのお母さんは腕ききです。
うちの子は、唐揚げが旨いと言っていました。
大須とかに出せばもっと流行るかもですが、テナント代高いんだろうなあ。
この日は土曜の夜という事もあって、満員でした。良かった。
名古屋市天白区の平針小学校の北にある店です。
スペイン人のお父さんと、上海生まれのお母さんと、坊や(中学生くらい?)
の3人で頑張ってるので、是非お立ち寄りください。
 
 
実は、家計から負担してもらうカレー皿以外に、自分用に
お気に入りの平皿を一枚だけ買いました。
件のレンコン皿の仲間で、400円。
 
 
お気入りのパン屋のバゲットでサンドイッチ(流石に別の日です(笑))。
このパン切りナイフは切れ味バツグンです!。
 
 
カレー皿というくらいなので、インスタ映えする色のカレーも盛ってみました
(流石に別の日です(笑))。
今回はカロリーハーフのルーで、豚肉も脂身のないモモ肉。
ご飯は150g。これならヘルシーですね。
問題はおかわりしたことだが…(汗)。