ナゴヤからの手紙
 
2020年2月
「どっこも行けねえ」

↑外で撮った唯一の写真(コメダコーヒー本店。駐車場側から)
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何年後かに読むときのために明記しておきますが、現在新型コロナウィルスが
上陸し始めたために、なるべく人混みに出たくないというのが、今日この頃の
日本です。通勤に電車やバスを使う場合、マスクが必須となりますが、これが
品不足で大変なことになっております。
と言うわけで今月2月はナゴヤからの手紙にふさわしい、どこかに出かけた
と言う記事が書けません。そこで
家でこんなものを作った。とか
我慢できずに外食行っちゃったテヘッとか、
そんなことを書き散らしておきます。

これは焼肉丼。牛肉をバターで炒め、玉ねぎを加えて味付けはめんつゆと
焼肉のタレだけ。と言うシンプルさ。
“リュウジ@料理のお兄さん”のバズレシピから教わったものです。
オーストラリアがアメリカのアンガス牛を飼育を開始し、これが
出回り始めており、前は牧草育ちの肉牛で、オージービーフの我々の舌には
美味しくないイメージがすっかり定着してしまった日本ですが、最近では
和牛を導入したりして日本向けの牛肉生産に熱心なオーストラリアだけ
あって、切り落としでも結構おいしいです。

これもリュウジさんのレシピで生姜焼き。
ただレシピ通りの本物の生姜を使う気力がなく、チューブ生姜を使ったら、
そこまで感動する味ではなかった。
まあ既製の生姜焼きのタレを買うより安くつきます。
やっぱりレシピ通りの食材を備えないとダメですね。

お昼時は簡単に。
前に作って冷凍していたカレーを使って、カレーうどん。
麺はカトキチの細麺の冷凍うどん。

揚げ物はあまり食べてはいけないのですが、どうしても食べたい時に
ノンフライヤーも買いましたが、やっぱり満足感がない。
そこで揚げ物を小さな片手鍋でやっていました。
ところが盛大に油が跳ねIH調理器がドロドロになると言う大惨事が起きました
ので、メルカリで揚げ物用の鍋を奮発しました。1100円送料込み。
アマゾンで調べたらこの鍋は2000円位するので、まぁいい買い物でした。
確かにこの蓋があるだけで油が飛びません。

業務スーパーの冷凍コロッケを揚げてみました。なかなかおいしかった。
業務スーパーの冷凍カニクリームコロッケは死ぬほど美味しいので、
ストレス溜まったら、コンビニで高い揚げ物を買う代わりに、
これを少しずつ揚げたいと思います。

前々から食べてみたいなぁと思っていた、岐阜県産の
「ハツシモ」と言うお米が、なんと業務スーパーにあったので
買ってみました。
銘柄米とは言え、知名度が低いせいかそれほど高くなかったです。
5キロで1680円。ハツシモは岐阜で交配された品種で、珍しく
ササニシキ系でもコシヒカリ系でもなく、むしろ先輩です。
粒が大きくて粘りがなく、割れにくく冷めてもおいしいと言う
寿司米にぴったりの品種で、
「東のササニシキ、西のハツシモ」と言われ中部地方を中心に、
ほとんど寿司屋で引き取られてしまうために、岐阜県以外ではほとんど
手に入らない
「幻の米」と言われてきました。
私はコシヒカリに代表されるふっくらモチモチと言う食感があまり
好きではないので、定期的に手に入るならばこの品種を食べ続けたいです。
業務スーパーさんお願いします。

炊きあがりの感じ。
確かに粒が大きく、それぞれがきちっと崩れずにいます。
本当に寿司米に最適な米ですね。
食べた印象ではもうこれさえあれば他の米はいらないと言う感じでした。
カレーにも合いそう。
かつて私的カレーベスト米は北海道のきらら397でしたが、
この米も合いそうな特性。
毎年秋に柿を買いに行くあたりで広く栽培しているはずなので、
もういちいち岐阜JAに買いに行ってもいいかなと思います。
貧乏ですが米位はちょっと贅沢してもいいかなと。
贅沢といっても、いつも買っていたミックス米の無洗米が
5キロで1700円なので、今回(多分セール価格)に限っては
こっちのほうが安いです。
無洗米でないと研ぐのが面倒ですが、ネットで
「奥さんが米を研ぐのに泡だて器を使っていて失望した」と言う記事が
あったので、なんだ泡だて器でいいんだと思い、使ってみたら
結構簡単でした。

朝絶食で病院に検査に行き、帰りにちょっと食べたくなって立ち寄った
モスバーガー。
本当にモスのテリヤキバーガーはまずくなってしまいました。
日本初のテリヤキバーガーを食べた時の感動はもうありません。
ソースが全然ダメ。
もう一瞬マクドのテリヤキバーガーかと思った。
なんで味変えたんだろ。

「八十亀ちゃん観察日記」以来、名古屋飯がまた注目されていますが、
コメダのシロノワールがなんとゴディバと組んでチョコレート版を
限定発売したので、販売終了の前にと昼食を抜いて食べに行きました。
本店で注文したらウェイトレスさんが
「ミニチョコ」とだけキッチンに告げ、その後はそのオーダーばっかり
でした。みんな考える事は同じ(笑)。
味はシロノアールとしては、普通のソフトクリームのほうがデニッシュとの
相性がいいと思います。

ちょっと最近貧乏なので(ヒントは先月のコラム(汗))。
回転寿司に行きたいところですが、ぐっと我慢してスーパーカネスエで
サーモンづくしと言う寿司パックとわさびいなりを買って来ました。
家に帰ってお皿に盛り付ければ、結構高級ぽいです。
実は味も回転寿司よりおいしいカモ。

八十亀ちゃんでも紹介された
「名古屋飛ばし」ですが、これはもともと新幹線のぞみが
「東京大阪間ノンストップ」と言う大胆な構想で開発され、
その後京都が国際観光都市と言うことでかなりの運動を繰り広げ、
のぞみ停車に成功し、東京大阪間ノンストップと言う話だったので諦めていた
名古屋が慌てた。と言うエピソードから来ています。
結局大トヨタが名古屋駅前に本社移転したので、すんなり名古屋停車に。
ちなみにトヨタ本社員はのぞみに5分、飛行機(セントレア空港)に45分で
乗れると言う絶好のロケーションに。

その後主に外国等の音楽アーティストが、東京、大阪、博多、札幌、仙台など
で公演するのに、なぜか名古屋が飛ばされると言う現象にも使われるように
なりました。
名古屋でコンサートやイベントが少ないのは実際に切符が売れないから
らしいからなのですが、交通の便がよく熱心なファンは東京や大阪に
行けてしまうと言うことで、なかなか興収が見込めないらしいです。
八十亀ちゃんでは、
「来ないなら名古屋でアイドルを作ってしまう」と言う
名古屋発ご当地アイドルの大盛況の話がありました。

名古屋飛ばしと言えば、私が常々悔しくて仕方がないのが、
この松屋の牛めしです。
松屋の牛めしは2種類あり、冷凍肉を使う普通のものと、チルドビーフを
使うプレミアム牛めしの2種類です 。
価格ですき家に勝負するため(すき家は実は結構美味しいけど)、
冷凍ビーフの牛めしを出す店舗と、
ランク上感で吉野家に勝利するために、プレミアム牛めしを出す店舗を
戦略的に分けているようです。
東京人には信じられないみたいですが、なんと当初名古屋には1店舗しか
プレミアムを出す店がありませんでした(今調べたら7店に増えてました。
いずれも都心の店で天白区にはない(涙))。

名古屋人はケチだから安い方を選ぶだろうと言うことでしょうか?
名古屋人はケチではありません。安いものなら何でも喜ぶわけではなく、
コストパフォーマンスのいい、
「お値打ち」なものを喜びます。
コメダを見てもわかりますが、外食には結構お金をかけます。

この辺松屋は戦略を誤っているような気がします。
と言うわけで久々に上前津の松屋でプレミアム牛めしをいただきました。
やっぱりうまい。値段は吉野家より僅かに(消費税分くらい)安いです。
松屋の牛めしがまずいと思っていて、YouTubeとかのインタビューで
欧米の人が
「牛丼は松屋が1番うまい」と言っているのを不思議に思っていた
名古屋人(私だ(笑))は、一度食べてみて下さい。
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