ナゴヤからの手紙
 
2016年6月
 
「残念な日曜日」
 
         今回も全てiPhone6です
 
思い起こせば2年前。地下鉄駅の掲示で偶然出会った大変魅力的な行事
「徳川園 山車揃え」は、毎年6月初めの日曜日にあります。
2年に亘って見学する事ができ、その壮麗、その伝統、そして保存している
町内会の心意気を感じる事が出来たのですが、以前から不思議に思っていた
のですが、なぜこの季節なのか?
6月と言えば梅雨。流石に第一週は辛うじて入梅していない年が多いのですが
それにしても天候は良いとばかりは言えません。
もちろん、中には江戸期に遡れる完全木製のからくり山車ですので、
湿気や乾燥など、真夏・真冬が余り良いコンディションではないだろうと
言う事は想像出来ます。
もっとも状態が良さそうな秋には、名古屋まつりという、大きな行事で
あり、東区のこの山車以外にも市内の山車が揃う大きなイベントがあり、
どうしてもこの春の時期になるのでしょう。
もう一週間早い5月最終日曜でも良い様な気がするのですけどね。
 
        参考資料(2015年6月 SIGMA 55-200/4-5.6DC)
 
3年目にして恐れていた事が。事前の天気予報ではなんとか天候が保ちそうな
感じでしたが、関西からの気圧の谷が以外と早く進み、この日は朝から
にわか雨が降る状況でした。
私も自転車で行くのがはばかられましたが、雨が上がる事を信じて合羽持参で
出かけました。
なんとか行けそうな天候。いや、たまにパラッと。
ダメかなあ?と思いつつ徳川園に向かうと、帰りの列。
門まで一応行きましたが、やはりダメでした。
これからまた何百年も維持して行かねばならない貴重な文化財を、
濡らすのは絶対ダメだと思うので、仕方がないとは思いましたが残念。
山車には製作年代に差があり、
「天候によって山車の数が減る事がある」旨の案内が事前にありましたが、
流石に戦後の再建ものの山車でも、直に雨粒に晒されると、ダメージが
あると思いますし、まさかすっぽり覆うビニールシートもありません
(第一、それかけるのにクレーン車が必要)。
また去年の”ゆとりが来たよ!”の子にあえると思たのに…。
残念ですが、秋にまたお会い出来る事を信じて、徳川園を後にしました。
 
 
 
 
で、大須に行く事にしたのですが、その前に買いたい物がある事を思い出し
栄へ。
前つとめていた会社の近くにある”シモジマ”という大きな文具店です。
文具だけでなく食品もあるこの大店舗は、栄・丸の内方面の会社で、様々な
文具、梱包用品等必要になった時に、歩いて行ける距離にあり、しかも
価格が安いので、利用者が多い店です。
必要な時にすぐ買えるので、名古屋の会社にとっては
「アスクルより今日行く」な訳ですね。
また、ここのレジの店員さんは、何故か若い美人さんが揃っているのでも
有名で、小生なども、
「ちょっとシモジマであれ買ってきて」と言われると、心躍ったものです。
で、何を買おうとしたかと言うと、
 
 
 
 
これなんですけどね。ペーパーカッター。
従来はいわゆる”押し切り”というでっかい刃物が止めてあって、
「えいっ」と紙を断ち切るのが主流でしたが、私はあれが苦手。
別に怪我をした(怖〜っ!)訳ではないのですが、何故か上手に切れない。
上の商品は、円形刃形式で、右側の上部をすーっと下におろすだけで、
刃が回転して紙が切れる。ちなみに一定期間使うと切れ味が鈍るので、
替え刃を交換する。450円位の刃ですね。
押切りの刃もだんだんナマクラになり、押しても切れなくなる訳ですが、
交換は結構高い様です。
回転式の弱点は、沢山の枚数が切れない事。
今回買った商品は、コピー用紙10枚程度でした。
 
なぜこれが欲しいかと言うと、言うまでもなく同人誌です。
前回のGWでは、B5の紙をホチキスで留めるという、ごく一般的な同人誌
サイズに拘ったため、ホチキスとめが表面に出てしまい、いかにも素人っぽい
作り。今回はB5サイズをあきらめ、A4二つ折りのA5サイズに縮小。
この方が、ブラザーのプリンターの超面白い機能=A4両面印刷が使え、
作業効率が格段に進歩しました。
で、7枚の紙を半分に折って、真ん中をダイソーで買った中とじ出来る
可動式ホチキスで綴じます。
 
 
 
 
そうすると、同じサイズの紙ですから、真ん中になるほど飛び出す訳で
この部分を切って同じA4サイズにしてしまう為にカッターが必要な訳です。
計14枚ですので、何往復か要りますが。
出来上がりはこんな。
 
 
 
前回より小振りですが、カラフルになりました。見た目も大切ですしね。
絵は、本当は絵師さんにお願いしたい所ですが、その度胸もお金もないので
とりあえず自分で描いてみました。
原作にも、アニメにも全く似ていませんが、まあ台本の体ですから、
監督が描いた、ラフなコンテ画。というイメージでご勘弁。
この調子で12話まで突っ走ろうと思っております。
このカッター、シモジマで特価2000円ちょいでした。
これはAmazonより安かったので、ちょっとびっくり。
いつものデパックに箱ごと突っ込み、合羽を上に羽織ると、合羽が下まで
降りず、一階レジの奇麗な店員さんに手伝ってもらったのは良い思い出。
 
 
 
 
その後は、帰り道なので大須によりました。ちょっと買いたい部品があって
その件は”ヤドカリ”で紹介します。
 
 
 
ゲーセンの二階のダンスやるゲームで踊る人。
ここの機械は窓際にわざと設置されており、踊る姿を下から見上げるのが
名物になっています。
なぜか男性が圧倒的に多く、ちょっとどうなの?みたいな(失礼)方が
一心不乱に踊っていると、かなり滑稽に思えますが、奥に見える
ディスプレイのダンサーと完全にシンクロしているので、笑っていた観衆が
次第にどよめいて、終了すると拍手が上がるのが、なかなか見物です。
 
 
 
お昼は金沢カレーにしましたが、予算的、及びダイエット的にトッピング
なしのカレーにしました。
例によって老人力発揮で、半分喰ってから撮影しましたが、喰った後のカレー
の皿は汚いので、モザイク掛けてみたら、よけしか(名古屋弁)なんだか
いかがわしい感じになりました(笑)。
結論:金沢カレーはカツあってこそ。正直ルー自体の実力は、松屋が
最近最強だと思います。安いのに優秀。
 
 
 
最後に甘栗の今井総本家の前で、気になる看板を。
このかき氷は、ぜったいこの夏食べるぞ!
松坂屋地下の赤福氷とはしごしたい!
 
 
で、帰りにダイソーによりました。
ちょっと買いたい物が。
片耳イヤホンで、歩く時や自転車の時に、iPhoneから音楽を聴く事がある
のですが、従来通り下側ケースのみで持ち歩くと、ポケットの中で、ももた
(名古屋弁)がホームボタンを押してしまい、Siri嬢が立ち上がって
「なんといっているかわかりません」と宣うので、音楽が中断するのでした。
そこで、ダイソーでケースを購入。
今ここに150円商品で、合成皮革の立派なiPhone6ケースがあります。
でも、どうもこれ、失敗作の気がしてならない。
だって、画面を見るとき、ガラケー時代から自然なうごきである
「蓋を上に跳ね上げる」ではなく、
「下に垂らす」方式なのですよ。まあこの方が動作的には楽ですが、
結果、蓋を閉めるとイヤホンジャックが閉ざされる。
だめじゃん。
結局、こういう不細工な穴を空ける事になります。
 
 
 
上下逆さまにiPhoneをとりつけると、カメラの穴がない訳で(涙)。
この大失敗作のため、結構良い作りにも拘らず、150円になったのでは?
カメラ穴を上手に空けて、マウントを逆に張り替える事も、一度ぜひ
チャレンジしたいですが、とりあえずそのまま使ってみる。
ダイソーで売ってるA7サイズのソフト透明ケースをちょっと切って
ケース表面に両面テープで貼付ける。
そんで好きな絵をいれると、キャラクターケースの出来上がり。
 
私はもちろん師と仰いでいる、らぐほのえりか先生の4コマまんが
(Twitterで月〜金毎週配信。まとめはPixivコミックというアプリで無料)
「ちかのこ」で、主人公の地底人の少女チカが、暗黒化した時の
「黒チカモード」の絵をプリントさせていただきました。
※チカは普段は可愛い少女ですが、心象的にダウナーな時を表してます。
 
いつものチカ(参考画像)一番好きな一コマ
 
結構注目を集める、かっこいい(自称)ケースの出来上がりです。
 
 
 
評判は概ね良好で、師匠の宣伝にもなっているとおもいますが、一つの意見
「これ、落としたら拾った人は、”ちか”っていう女の子のiPhoneだと思うね」
そ、そんなことない。
ほら、待ち受けはこんなに男らしい…。
けいおん!だった(笑)。